今の日本丸の舵取りができるのは安倍総理しかいない。今年9月の自民党総裁選で三選を果たして、2021年までに憲法改正を実現するのがベストである。しかし、それ以降を展望することは困難である。フジテレビの平井文夫が危惧しているように、安倍以後を担う人材が今の自民党には見当たらず、野党も人材不足である▼戦後70年以上が経過して、我が国は安全保障政策で重大な転換を迫れている。残念ながらそれを理解している政治家は、ほんのわずかしかいない。その責任を果たそうとしているのが安倍総理である。だからこそ、護憲派から集中砲火を浴びているのだ。現状においては、安倍以後の政界がどうなるかはまったく見当が付かない▼国難に対処しようとする安倍総理に対して、後ろから石を投げるような政治家がいるようでは、自民党の将来はお先真っ暗である。石破茂や野田聖子あたりは安倍総理とは政策的に水と油である。暫定的に菅官房長官を推す動きも出てくるだろうが、長期政権となると無理だろう。平和な時代は誰がやっても同じであるが、我が国が直面している危機は、今後何十年にもわたって続くはずだ。誰が総理大臣になるによって、我が国の運命は左右されるのである。民主党政権のあの悪夢が再現されるようなことがあってはならない。第二、第三の安倍晋三出でよなのである。
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