KAZUYAチャンネルがユーチューブで復活した。なぜBANしたかは分からないが、日本のネット民の声を無視できなかったのだろう。ネットまでも地上波と同じようになれば、名も無き者が意見を述べる場はなくなる。KAZUYAの言論を抹殺しようとした者たちは、これまで以上に孤立することになるだろう。日本を取り戻そうとする若い人の動きは、もはや阻止ことはできないのである▼丸山真男らの進歩的文化人は、8月15日革命説を主張して、日本を根本から否定しようとした。針生一郎対談である『丸山座談5』で、丸山はそのことの意義を説いている。「日本では、一般現象としては観念にとりつかれる病理と、無思想で大勢順応して暮して、毎日をエンジョイした方が利口だという考え方と、どっちが定着しやすいのか。ぼくははるかにあとの方だと思うんです。だから、思想によって、原理によって生きることの意味をいくら強調してもしすぎることはない」▼「戦後民主主義の虚妄に賭ける」とまで公言してはばからなかった丸山は、あくまでも自らのイデオロギーを優先させたのである。「無思想」と批判されようとも、現実的な対応をした方が政治的な判断としては間違ってはいない。KAZUYAチャンネルが注目されているのは、イデオロギー的に保守であるからではない。あたりまえのことを言っているからであり、イデオロギーに毒されていないからなのである。
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