草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

特定野党に加勢する森山裕は国対委員長失格だ!

2018年07月11日 | 政局

自民党の国対は衆参ともどうかしている。即刻顔ぶれを変えて、戦闘モードに突入すべきだ。衆議院の森山裕国対委員長は、立憲民主党の辻元清美の言いなりになっているのではないか。それでは55年体制のときと同じではないか。特定野党の面子をつぶさないようにすることを考えるのではなく、正論でぐいぐい押していくべきだ。70過ぎであり、年齢的にもマスコミの報道を信じてしまうのではないだろうか。それでは駄目なのである▼石原派に属しているせいか、清和会の細田派への対抗心もあって、ついつい特定野党に迎合的な発言をするのではないだろうか。森山が去る5日の安倍総理が参加した飲み会を批判したが、同じときに立憲民主党も集まりを開いて、酒を飲んでいたのである。それを知ってか知らずか、惚けたことをよく言うものだ▼待ってましたとばかり、朝日と毎日が森山の発言を大々的に記事にした。火付け役を買って出るのだから、とんでもない話である。森山は「豪雨前の赤坂自民邸『慎んだ方がよかった』」と述べたのだそうだ。何を言いたいのだろう。豪雨になるかどうかを分かっていた人は、ほとんどいなかった。単なる言いがかりでしかない▼安倍内閣がガタガタになるとすれば、それは特定野党のせいではない。与党内部から造反者がどれだけ出るかである。石破茂や小泉進次郎がいくら安倍総理を批判しても、今のところは大勢に影響はない。それで特定野党とマスコミは苛立っているのだ。一緒になって騒ぐような人間は、国対委員長として失格である。

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反安倍だけの立憲民主は共産と同じ全体主義政党だ!

2018年07月11日 | 思想家

野党の支持率が上がらないのは、ただ批判をするだけで、妥協点を見いだす姿勢がまったくないからである。立憲民主党の辻元清美国対院長は、ことあるごとに「内閣不信任案」の提出を口にするが、ある意味脅しでしかない。国民のための政治を実現するというのではなく、安倍総理を引きずり下ろしたいだけだ▼高山岩男は「すなわち国民の意志をできうる限り共同性の強い意志に統合し、これによって政策を実現する活動を勝義において政治と称するのである」(『教育哲学』)と書いている。考えの違いや利害の衝突があっても、それを調整して国民共同の統一意志を結成することは、国家の運営上不可欠なことである。血腥い争いにならないために、多数決に従うという議会制民主主義が生まれたのである▼自分たちを絶対化し、複数政党制を容認しない全体主義政党は、粘り強い話し合いを拒否し、すぐに極端な行動に出る。国会議員としての身分を否定する審議拒否や、街頭に繰り出してデモの力に頼ろうとする。その典型が立憲民主党や共産党である。道理にかなった主張ではなく、一方的なプロパガンダを叫ぶことが政治だと勘違いしている。いくら情報弱者の国民であっても、それで騙せると思ったら間違いである。政治はナショナル・インタレストにもとづいた国民共同の統一意志を確立すべきであって、そのための掘り下げた議論を国民は求めているのである。

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