草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ねこなで声で日本を悪者にする青木理のコメントを嗤う!

2019年09月19日 | マスコミ評

コメンテーターの青木理を批判したところ、とんでもない数のアクセスがあった。多くの国民は彼のコメントに憤っているのである▼そういえば福田恆存が「怖いニュース解説」を書いたのは、昭和27年2月のことであった。掲載されたのが毎日新聞というのは皮肉ではあるが、あの当時はまともな新聞であったのだ▼まだラジオが主流の時代で、そこでのニュース解説を論じたのだが、福田らしく核心を突いている。「ねこなで声には知能犯罪の周到残酷な何気なさがある。それはにっこり笑って人を斬る。つまり聴取者が斬られるのです」。福田は解説者の政治的な立場を問題にしているわけではない。「自己の肉声のもつ真実味を一切放棄した他人の声があるばかり」という機械的なメッセージの恐ろしさを指摘したのである。戦後レジームが形成されたのは、そこでたれ流された「民主主義」「平和主義」という言葉によってであった▼青木の語り口もまた同じである。人間ではなくて、機械が喋っているかのようだ。意味不明なことを饒舌にまくし立て、今の日本を悪者にしたいだけなのである。自分の言葉で語ろうとすれば、ついつい訥弁になると思うが、それはまったくない。戦後の日本の言論空間が歪んでしまったから、青木のようなコメンテーターが出てくるのである。機械的に「民主主義」「平和主義」を口にすれば、一端の言論人だと思っている青木は、なぜ自分の一言で炎上するのか理解できないのではないだろうか。

にほんブログ村 政治ブログへ

にほんブログ村

応援のクリックをお願いいたします


政治ランキング

 


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国家観を語らない小泉進次郎... | トップ | 韓国軍の武装解除進める文在... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
北朝鮮の馬鹿げた論説 (嫌韓有理)
2019-09-19 06:47:56
 1991年に崩壊したソ連邦を支配していたのは、ノーメンクラトゥーラと呼ばれた特権階級だった。ノーメンクラトゥーラに都合の悪い諸文献(例えばトロツキーやブハーリンのもの)は、「国禁の書」であった。
 レーニンの『ブハーリン 過渡期経済論 評註』は、スターリン派がブハーリン派を粛清するために利用するべく1929年に発表されたが、当の『過渡期経済論』そのものは、「国禁の書」だから読むことができないというチグハグぶりだった。(笑い)
 北朝鮮も同じことをしている。スターリンの同類だからである。(笑い)

 2019年9月17日の「デイリーNK」によれば・・・、
 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は13日、韓国のベストセラー書籍『反日種族主義』を『売国的詭弁だ』などと猛非難する論評を配信した。北朝鮮メディアが、韓国の民間人が執筆した書籍に食って掛かるのは珍しい。
 李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大学教授ら6人の研究者が執筆した同書は植民地統治下の朝鮮半島で『日本による土地やコメの収奪はなかった』『従軍慰安婦の強制連行はなかった』などと主張し、韓国で物議を醸している。
 1965年に国交正常化し、請求権協定が結ばれた日韓と異なり、北朝鮮と日本の間では何ら過去清算はなされていない。近い将来に日朝が国交正常化できるかどうかは未知数だが、過去清算が両国間の大きなテーマとして存在するのは事実だ。それだけに北朝鮮にとっては、そのテーマの『価値』を棄損(引用者注:たかりのネタを傷つける)しかねない同書の主張は、腹に据えかねるものなのかもしれない。
 くだんの論評は朝鮮中央通信のウェブサイトにも和訳が掲載されていないので、デイリーNKジャパンの編集部訳を要約したものを以下に掲載する。
「湧き上がる民族的義憤を呼び起こす売国的詭弁
南朝鮮の保守学者たちが『反日種族主義』とかいうタイトルの本を出版したという。
南朝鮮の『李承晩学堂』校長の李栄薫(イ・ヨンフン)をはじめとする5人(原文ママ)の親日学者が共同執筆したとするこの書籍は、強制徴用と性奴隷蛮行、三千里領土の至る所に鉄の棒を打ち込んだことをはじめ、日帝が朝鮮民族に被らせた罪を全面否定し、日本の『植民地近代化論』を正当化する詭弁で満ちている。
日帝が働いた朝鮮侵略と40余年間にわたる植民地統治は、古今東西、そのどこにも類例を見られない最も野蛮なものとして歴史に記録されており、朝鮮人民はいくら歳月が流れ世代と世紀が変わっても、それを絶対に忘れていない。
さらに、840万人の朝鮮青壮年を戦場と苦役場に強制的に連れて行き酷使したり虐殺したりし、20万人の朝鮮女性を戦場へ性奴隷として連行した(引用者注:これは、韓国の民族主義団体と瓜二つのデマである)日本の反人倫的犯罪は、癒えることのない傷として朝鮮人民の胸の中に刻まれている。
それにもかかわらず、そのすべての罪を否定して庇護する本の出版劇を繰り広げたのは、朝鮮人の魂と精神などわずかも持ち合わせず、ただ島国蛮族の血が骨の髄まで染みた親日売国逆賊の容認できない民族反逆行為である。
今日に来てまで、民族反逆の群れが公然と大手を振り、民族を汚す図書を敢えて作って出すことになったのは、国と民族を裏切った代価として汚い命脈を保ってきた保守逆賊一味の反逆的な政治風土の産物である。
南朝鮮の各階層が、日本に追従して汚らわしい余命をつなごうとする親日逆賊の輩を糾弾しながら、親日積弊清算の声を高めているのはあまりにも当然である。」
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

マスコミ評」カテゴリの最新記事