ネットのすごいところは、マスコミの嘘を暴くことである。イランの革命防衛隊のスレイマーニー将軍を、朝日新聞のテヘラン支局の杉崎慎弥氏が「清貧な軍人」と書いたことに対して、イスラム思想研究家の飯山陽氏がツイッターで即座に批判した▼スレイマーニー将軍の率いる革命防衛隊が行った数々の残虐行為を指摘したのだった。「イランではヒジャーブをとった女性が禁固刑となり、同性愛者が処刑され、11月に開始した反体制デモ参加者2000人近くが革命防衛隊に殺害されている」▼それを知っていながら、朝日新聞がイランの現体制を支持する矛盾を鋭く突いたのである。日本においては反体制のようなことを朝日新聞は主張するが、それは一貫しておらず、アメリカに楯突く国家や勢力に、すぐにすり寄っていくのである。反アメリカであれば何でも許されると思っているのだろう▼誤った情報にもかかわらず、それを鵜呑みにして、トランプが悪いかのように思い込んでいる日本人も結構いるのではないだろうか。しかし、ネット民はそうではない。飯山氏のツイートへの「いいね」は4千5百、リツイートは2千7百もある。ぐうの音も出ないのが今の朝日新聞なのである。
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