草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

財務省にまで梯子を外された岸田首相は万事休すだ

2023年11月09日 | 政局
 岸田首相はもはや持たない。いくらジタバタしても無理である。財務省につぶされるというよりは、指導力を発揮できなかったことで、役人に匙を投げられたということだろう。
 岸田首相が「増収分を国民に還元します」と大見得を切ったらば、鈴木財務相が「税収増分は使用済み」と平気で口にしたわけだから、これはもう無理である。
 岸田首相ができることは、高市早苗さんに総理総裁の座を禅譲することである。それしか自民党に残された選択肢はない。いくら内閣にとどまっているとはいえ、高市さんは積極財政派であり、誰よりも政策通である。安全保障についても見識がある。
 増収分を国債の償還に使用するのではなく、防衛力の充実はもとより、減税をするとか、一律の交付金を出すとか、国土強靭化のための公共投資を進めるためにも、もはや自民党の顔を変えるしかない。
 それでできないならば、自民党はお終いである。自民党などなくなってもいいが、日本が奈落の底に転落するのだけは阻止しなくてはならない。
 マスコミを味方に付けたはずの岸田首相は、自民党のコアな支持者を失ってしまった。LGBT法案をゴリ押しした段階で、それは予想されたことではないか。その上に今回の鈴木財務相の発言である。ここまでくれは一日も早く辞めるしかないのである。

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