草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自由と民主主義の日本と欧米は結束すべきだ

2023年11月09日 | 思想家
 僕がことさらイスラエルに肩入れして人権無視の空爆を肯定するのは、あまりにも一方的ではないか、という批判があります。しかし、それには僕なりの考え方があるのです。
 梅棹忠夫の「文明の生態史観」という考えに立脚し、さらには高坂正堯などのいう海洋国家としての日本の地政学から、どちらと組むべきかという結論が導き出されるからです。
 とくに「文明の生態史観」では、日本と西欧などを第一地域、広大なユーラシア大陸を第二地域と位置付けています。大陸周辺部にこそ、温暖な気候もあり、暴力とは無縁な安定的で高度な社会が根付いたというです。
 この主張は、ある意味では脱アジアということでもありますが、世界の現状を見ても、今大変なことになっているのは、第二の地域です。かつて我が国が大東亜戦争に突っ走って敗北したのは、それなりの大義名分があったとしても、無謀にも第二の地域に軍事的に介入したからなのです。
 民主主義についても、実際に機能しているのは、第一の地域です。第二の地域は独裁の全体主義がまかり通っているのです。悲しいかなそれが世界の現実です。
 移民の問題にしても、第二地域から日本にやってきた人たちは、あまりにも暴力的です。だから排除しろとはいいませんが、日本が培ってきた争いを好まない国民性が、混乱するようなことはあってはならないのです。
 第一の地域と第二の地域が衝突するようになれば、日本は第一のグループに属することが国益にかなっています。文明の衝突ということになれば、自由と民主主義を選ばざるを得ないのです。

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