草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本保守党は他党批判よりも独自の政策を語るべきだ

2024年04月19日 | 選挙
 自民党の国会議員を売国奴扱いにするのは、あまりにも行過ぎである。自民党の票などいらないと大見得を切っているようなものだ。我が国が中国の属国化の道を歩み始めているのは間違いないが、さりとて、丸ごと自民党を否定すべきではない。
 日本保守党が力を付ける以前に、それこそ丸ごと日本は中国に呑み込まれてしまうからだ。自民党を変えなければならず、保守野党としての建設的な提言こそが、今もっとも大事なのである。
 こんなことでは、自分たちのユーチューブでの再生回数を増やすためのビジネス右翼といわれても、それは仕方がないだろう。自民党の中にもまともな政治家がいる。その人たちとの協力なしには、日本を守り抜くことはできないからだ。
 激しい言葉で相手陣営を攻撃するのも、保守派としてはふさわしくない。立憲民主党の候補を「トンズラ女」とこき下ろすのは理解できない。「どうしてお出にならなかったのでしょう」とやんわり批判するだけでいい。
 前回、自民党に投票した人たちは迷っている。飯山あかり氏が、冷静に政策を語ることができれば、圧倒的に支持するだろう。しかし、現時点ではそうした盛り上がりにはなっていない。かえって距離を置かれているのではないか。選挙戦術をすぐに改めなければならないのに、それができないのが大問題なのである。

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