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自衛隊に継戦能力がないことが表面化してきた。有事の際にどこまで持ちこたえられるかが鍵なのである。そんなお粗末な状態を放置して置いていいわけがない。いくらアメリカでも、すぐに来援できるわけはなく、ある程度の期間は自衛隊が独力で立ち向かわなければならず、最低でも一カ月は守り抜かなくてはならないのである。人的な要因としては、予備自衛官が、作戦用資材では、弾薬、ミサイル、魚雷などの備蓄が重要になってくるのだ。
岸田内閣にその覚悟があるようには思えない。そうした我が国の現状を熟知していれば、今が侵略のチャンスだと思わない方がどうかしている。日本が徐々に防衛力を高めるようになれば、エアポケットではなくなるからだ。危機的なのは今なのである。台湾より先に日本を攻撃してくる可能性すらあるのだ。
沖縄本島や先島諸島が攻められた場合に、現状では白旗を掲げざるを得ない。そこまで切迫しているのだ。平和ボケでいいわけがない。新年度の予算など待たずに、次々と補正を組んで、それでもって、応急処置を講じるべきだろう。力のバランスが崩れており、それを何とかしなければ、情け容赦なく相手は武力を行使してくるのである。
さらに心配なのは、日本国民に国を守るという気概があるかどうかである。いざというときには武器を手に戦うと信じたいが、それが難しければ、全体独裁国家の奴隷になるしかないのである。日本の先人は、幾多の物語を残してくれた。公に殉ずるノブレス・オブリュージュの高貴なる使命を思い起こさなければならない。白虎隊の少年たちの死もまた、その文脈の中で語り継がれてきたのである。