草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

一時的な感情や憎悪を煽るだけのテレビ報道を嗤う!

2016年06月08日 | マスコミ評

テレビはこぞって舛添要一東京都知事を取り上げて、その公私混同ぶりを批判している。それが許されないことは誰もがわかっているので、ここぞとばかり攻撃をしているのである▼当初問題にされてきた北朝鮮や韓国に媚びたような行動については、まったく不問にされている。別荘がどうの、絵画の購入がどうだとかのレベルである。そして、自民党が都知事選挙で推薦した経過から、ここぞとばかり安倍内閣を攻撃する材料に使っている。根本的なことが忘れられて、参議院選挙に向けて反自民の流れを加速させようとしているのだ▼国民を一定の方向に向かわせようとするのは、あまりにも危険なことである。冷静さを失わせるように仕向けるテレビに対して、私たちは常識の線で対抗しなくてはならない。川崎でのデモを妨害した勢力に加担する報道も、これまた常軌を逸していた。あまりにも目に余るのでリベラルな人たちからも批判が出ている。表現の自由への介入は、いかなることがあっても許されてはならないからだ。神奈川県警はヘイトスピーチが行われた段階で規制すべきであった▼今のテレビが伝えることは、一時的な感情や憎悪を煽るだけだ。反知性主義そのものである。もうここまでくれば、テレビを見ないようにするのも手である。大衆受けするようなことをコメントすれば、それだけで商売になるような者たちしか登場しないテレビは、もはや信頼するに当たらないのである。舛添都知事にしても、テレビがなければ世に出ることがなかったのであり、恩恵に浴した人間が集中砲火を浴びているのだから、世の中皮肉なものである。

 

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ヘイトスピーチ法に関与した西田昌司参議院議員の責任は重大だ!

2016年06月07日 | 政局

ヘイトスピーチ法に関与した西田昌司参議院議員への風当たりが保守派から強くなっている。自民党でも生粋の保守派とみられていたのに、その期待を裏切ったからだろう。京都を選挙区にしていることもあるが、そこでの民団の力は侮れないものがある。それとは無関係に政治活動をすることは難しく、何らかの接点があったのでは、とついつい勘ぐってしまう▼チャンネル桜の水島総社長のインタビューを受けている西田参議院議員の態度があまりにもよそよそしかった。自分のしたことに自信があれば、あんな態度になるわけがない。終わりの方ではしきりに腕時計を気にしていた。あくまでもは在日の人たちに向けられた言葉を問題にするだけで、それ以外の外国人や日本人は対象外であることを指摘されると、語気を荒めるだけでまったく論理的一貫性がなかった。保守派から「日本人差別法案」との批判が出ているのに、それに対してのまともな説明がなかった。悪用される危険性についても議論することを避けていた▼これからの日本の政治の混乱の要因は、野党でもマスコミでもなく、政権与党に巣食っている反日の勢力ではないだろうか。今回のヘイトスピーチ法に自民党は一人も反対しなかったことは大問題である。北朝鮮による拉致を問題視することもヘイトスピーチと呼ばれかねないのである。西田参議院議員の豹変ぶりを間に当たりにして、誰を信じるべきなのかを、私たち保守派はここで問い返すべきだろう。今こそ求められるのは日本派の政治家なのである。

 

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合法的なデモを暴力で止めさせるのは中共や北朝鮮のやり方だ!

2016年06月06日 | 政局

川崎での保守系団体のデモを暴力で止めさせたことは、在日やサヨクの勝利などではない。日の丸を手にした数十人を数百人が取り囲んで暴言を吐く光景を、日本人の多くがネットやテレビで見たのである。あれはまさしく中共や北朝鮮のやり方である▼デモの主催者はヘイト団体と決めつけられないように、プラカードも民族差別的なことは一切書かれていなかった。にもかかわらず、それは一切無視され、わざわざプラカードの文字にぼかしを入れた局まであった。ヘイト団体と報道するのに目障りだったのだろう▼ヘイトスピーチ法ができてから、それを口実にした在日やサヨクの動きが活発化している。罰則の規定はないとはいえ、その法律では在日や韓国、朝鮮人へのヘイトだけが問題視され、その他の外国人や日本人へのヘイトは、原則的には表現の自由として許されるのである。核やミサイルで日本を脅かす北朝鮮や、日本への嫌がらせを国是とするような韓国を批判することまでもが、拡大解釈されてヘイトとみなされてしまうのである▼日本は今重大な危機に瀕している。日の丸を手に街頭に繰り出せば問答無用で妨害されるのである。川崎のようなことが日本のどこでも起きるようなことになれば、それはまさしく内戦と同じである。そうなれば立場は逆になり、日本人の大半がどちらに味方するかは、火を見るより明らかである。なぜそれを在日やサヨクは理解できないのだろう。

 

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舛添都知事を追い詰めたのはマスコミではなくネットの力だ!

2016年06月05日 | マスコミ評

舛添東京都知事の疑惑を最初に問題にしたのは、マスコミではなくネットであった。今頃になってマスコミが騒ぎ立てても、それは二番煎じでしかない。新党改革に属していたときの政治資金をめぐっては、その金額まで取りざたされていた。頻繁に海外に出歩くことや、韓国の朴槿恵大統領との会見を批判したのもネットであった。朝鮮学校に土地を提供することに対してもネットは猛反発した▼ネット言論はいうまでもなく保守派が中心である。だからこそ、早い段階から、行動する保守運動などがリーコールを呼びかけたのである。それを自分たちの手柄にマスコミはしたいのである。舛添都知事を辞めさせようとのデモであったのに、あたかもヘイトデモであるかのように報道したのがマスコミなのである▼自民党の都議会議員にしても、舛添都知事をかばう理由は微塵もない。それこそマスコミにおだてられて、野党に転落した自民党を離れて、民主党をほめちぎった過去は誰でも知っている。自民党都議団が一致して舛添都知事を辞任に追い込むべきだろう。老害でしかない森喜朗元首相がいかに弁護しようと、相手にする必要はない。テレビタレントになって名前が広まれば、国会議員になるのは難しいことではない。それで世の中を甘く見れば墓穴を掘るのである。舛添都知事は即刻辞任すべきなのである。

 

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最後の拠り所としての家族の復権こそが保守の立場だ!

2016年06月05日 | 思想家

今もっとも深刻なのは家族の解体ではないだろうか。経済のグローバル化にともなって、大家族から核家族へ、さらには家族そのものが消滅しつつあるのではないか。それを目の当たりにして、多くの人は立ちすくんでしまっているのではないだろか▼今村仁司は『現代思想の系譜学』では、それが市場経済の最終的帰結であると書いている。グローバリズムがどんどん進行すれば、それはもはや避けられないのだろうか。「近代市場経済の展開と近代家族の成立とは無縁ではない。共同体の崩壊と大家族制の崩壊とはパラレルである。核家族とは、ファミリーの中に市場経済が侵入した現象といえるだろう。資本主義は、諸民族をつかむだけでなく、ミクロのファミリーをもつかみとる。資本主義の効果は、どんなに小さい場面をもみのがさない。家族は、ある意味では、資本主義化された人間の空虚さをいやしてくれる最後の逃げ場所であったのだが、その最後の避難所も解体しようとしている。家族の歴史の流れからみれば、近代家族としての核家族は、まさに消えなんとする最後のあり方ではあるまいか」▼市場経済の原理が貫かれることで、家族が消滅することを今村は予言したのである。一つの家族でありながらも、親子や夫婦であろうとも、分断されたアトムとして孤立を余儀なくされているのである。今は亡き今村は現代フランス哲学の日本への紹介者として知られている。構造主義やポストモダンを論じた今村は、最終的には「市民社会のリズムとは異なるリズムをもつ生活世界」に活路を見出そうとしたのである。それはまさしく保守の立場なのである。

 

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デモをする自由を圧殺するために神奈川県警に抗議した日共を嗤う!

2016年06月04日 | 政局

日本共産党は党名を変えない限り、暴力革命を目指した集団であることは否定できない。マルクスの『共産主義者宣言』(金塚貞文訳)には「共産主義者は、かれらの目的が、これまでのいっさいの社会秩序を暴力的に転覆することによってしか達成され得ないことを公然と宣言する。支配階級よ共産主義革命の前に慄くがいい。プロレタリアには、革命において鉄鎖のほかに失うものはない。かれらには獲得すべき全世界がある」と書いてある▼そのイデオロギーを固く信じているからこそ、「共産党」の名にこだわるのだろう。ユーロコミュニズムを提唱したイタリア共産党は、1989年のベルリンの壁の崩壊を受けて1992年2月の時点で消滅した。フランス共産党はソビエトの思いのままに操られていたこともあり、同じように痛手を受けた。党内は一本化しておらず、改良派からトロッキストまで千差万別である。代々木官僚のヘゲモニーのもとにある全体主義政党とは違うのである▼参議院選挙に立候補予定の日本共産党の関係者らが昨日、神奈川県警本部を訪れ、行動する保守運動のデモを許可したことに対して抗議した。いくら何でも日本共産党の言い分がそのまま通るようであれば、日本の自由と民主主義はおしまいである。かつての学園紛争でもそうであったように、意にそわない言論や表現の自由を圧殺するのが、スターリニスト日本共産党の常套手段なのである。

 

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自己の嫌悪する思想であっても表現の自由は保障されるべきだ!

2016年06月04日 | 思想家

だから言ったではないか。反ヘイト法など成立させてならないと。川崎市における公園の使用禁止は、それを受けての決定である。いかに罰則がなくても、表現の自由を制限する誘い水になったのである。自民党までもがそれを容認するようでは、保守派の結束どころではない。反日国家や在日の人たちを批判することと、罵倒することは分けて考えなくてはならないのである▼拉致に関与した疑いが濃厚な朝鮮学校への補助の打ち切りを主張しただけで、ヘイト扱いにされるのは異常である。核やミサイルの開発を進める北朝鮮の脅威を訴えることもヘイトなのだろうか。行動する保守に行き過ぎがあったとしても、現行法で十分に取り締まれるはずだ。私たちが絶対に譲ってはならないのは、思想・信仰・表現の自由である▼オールドリベラリストであった竹山道雄が「門を入らない人々」で述べているように、「われわれにとってもっとも重要なことは、自己の好む思想の自由を保障することではなしに、自己のもっとも嫌悪し好まざる思想の自由を保障することによって、自己の主張がいかに正しいかを立証する機会をこつことである」からだ。それが思想・信仰・表現の自由の根本なのである。しかも、反ヘイト法を積極的に推進したのは、反日国家の意向を受けた人たちであり、「日本に死を」と叫び安倍首相を連日罵倒しているのである。自分たちは無制限の自由を要求しながら、意にそわない者たちをヘイト集団と決めつけている。そんなことが許されていいわけがないのである。

 

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6日ぶりに見つかった大和君と柳田民俗学の「神隠し」!

2016年06月03日 | 思想家

北海道で行方不明であった田野岡大和君が6日ぶりに保護された。小学二年生でよくぞ頑張ったものである▼柳田国男の『山の人生』では「村々の隣に遠く野山の多い地方では、取分けて比類の神隠しが頻繁で、哀れなることには隠された者の半数は、永遠に還って来なかった」と書いている。今回の場合は躾のためであったようだが、理由もわからないままに、突然姿を消した子供たちがいたのである▼柳田自身が幼い頃に不思議な体験をした。4歳というから大和君よりも年少である。弟が生まれたことで機嫌が悪い子供であったという。何かに憑かれたように家を飛びだしてしまい、神隠し一歩手前のことを行ったのである。道を歩いていて、たまたま顔見知りにばったり会って、連れ戻されたのである▼大和君は自衛隊の演習場内の小屋で発見された。マスコミ関係者は何をしていたのかを聞き出そうとして必死である。昔の日本人は、そうした子供の言葉に異常な関心を示した。幽界の話でもしてくれるのでは、と期待したのである▼平成の今の世にあってはそれはないと思うが、一躍スターになったことは確かである。親とはぐれてしまったらば、子供は泣き疲れるのが普通である。大和君には柳田と似た気質が備わっているのだろうか。警察は自衛隊が捜索をあきらめようとした矢先に、大和君は見つかったのである。ひょっこり出てきたような印象を抱いてしまう。大人にはうかがい知れないような何かが、子供にはあるような気がしてならない。

 

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消費増税をめぐる自民党内の亀裂が安倍首相の命取りに!

2016年06月03日 | 政局

安倍首相は消費増税の先送りを早くから決めていたはずだ。それを口にできなかったのは、財務省側の圧力があったからだろう。土壇場で麻生財務大臣が抵抗したのも、予想されたことである。麻生財務大臣が「宰相になるか、ポピュリストになるかですよ」と安倍首相に詰め寄った一言を、マスコミが大々的に報道している。安倍首相が守りに転じれは、マスコミは待ってましたとばかり集中砲火を浴びせるのである▼二人のやり取りを外部に漏らしたのは、財務省の役人だろう。日本の官僚は国民の暮らしなどどうでもいいのである。自分たちの既得権益を守るためには、政治が混乱しようとおかまいなしなのである。安倍首相が党内からも「ポピュリスト」とのレッテルを貼られるようでは、円滑な政権運営が難しくなるだろう。マスコミや野党に攻撃材料を提供してしまったのである▼安倍首相が衆参同時選挙で中央突破できなかったことで、深刻な事態を招いてしまったのだ。敵に背を向けてはならないのである。とくに今回は憲法改正を争点にすべきだった。そこでの勝敗がどうであろうと、日本の保守が総力を結集した選挙になっただろう。今後は日本派の保守が自民党に揺さぶりをかけるしかない。日本のこころを大切にする党への支持が微増しているのは、その表れではないだろうか。いかに安倍内閣の支持率が高くても、政治は一寸先が闇である。自民党以外の選択肢も考慮すべきなのである。

 

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日本を真姿に戻すチャンスを逸した衆参同時選挙の回避!

2016年06月02日 | 思想家

戦後の言論空間のゆがみによって、日本は守るべき国柄を喪失してしまったのではないだろうか。歌を忘れたカナリヤはもはやカナリアではないのである。安倍首相が昨日、衆参同時選挙を回避したことで、日本を取り戻すことはさらに困難になった。表面的な解釈改憲によって言葉を濁そうとしている。それで本当によいのであろうか▼戦後民主主義の徒であった橋川文三は、あえて日本人の祖霊信仰に背を向けることで、新たな地平を切ろ拓こうとした。自分たちの戦争体験を絶対視し、それによって過去を否定しようとしたのである。しかし、その橋川自身が「戦争はなかった」と晩年になってつぶやいていたといわれる。柳田国男などがこだわった日本人の固有信仰を離れては、日本人が存在しないことに気付いたからだろう▼昭和45年11月25日、東京市ヶ谷の東部方面総監部のバルコニーで、自衛隊員に向かって三島由紀夫が決起を呼び掛けた演説が思い出されてならない。「共に起って義のために共に死ぬのだ。日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか」。敗北を恐れずに安倍首相は突っ込むべきであったのだ。日本を取り巻く情勢は深刻である。日本を断固として守り抜くには、三島由紀夫が訴えた「自由でも民主主義でもない、日本」なのだから。

 

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