草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

裏で立憲と手を組む石破を甘く見てはならない

2024年11月13日 | 政局
 石破茂を甘く見てはならない。現状の政治状況はステレス大連立であり、保守派の排除である。戦うときに戦わないと、このままズルズルと引きずられれば、取り返しが付かなくなるのである。
 マスコミの多くは、岸田内閣に続いて、石破内閣に好意的である。後ろに中国が控えていることが明らかであるからだ。中国様に楯突くようなことをしたくはないのである。
 いうまでもなくそれはソフトスターリニズムなのである。戦争に負けなくても、日本は中国に屈服しつつあるのだ。権力に居座って、野党第一党の立憲民主と裏取引をして、自分たちの都合のよい政治を行うのである。いかにトランプが圧力をかけても、マスコミは必死になって石破を守るだろう。
 公安も警備も、かつての民主党政権と同じく、ズタズタにされるだろう。保守派は団結すべきであるのに、まとまりを欠いている。ほくそ笑んでいる国家があることに、なぜ気付こうとしないのだろう。本来であれば、保守派が街頭に出て石破内閣打倒を叫ばなくてはならない、かつてない重大な危機に直面しているのに、永田町の住人はあまりにも平和ボケなのである。

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常識を重んじる保守主義は極端な言説を口にしない

2024年11月12日 | 思想家
 自民党と立憲民主党の差がなくなり、新興の保守政党も方向が定まらず混乱している。保守主義という定義すら不明瞭になってしまってはいないか。
 あくまでも保守主義というのは常識を重視する。改革なるものの結果に責任を持てないからであり、混乱することを極度に恐れるからである。選択的夫婦別姓や同性婚に反対するのは、これ以上世の中が混乱すれば、取り返しが付かなくなるからだ。
 ことさら正義を主張しないのである。見通しがないのに、急激な改革を進めたことの失敗は、何度も私たちが経験してきたことではないか。マスコミが囃し立てた政治改革にしても、民意が反映されない小選挙区制度を導入しただけに終わってしまった。
 保守主義はイデオロギーではない。上から目線で人々に説教を垂れることもない。福田恆存の言葉を思い起こすべきだろう。福田は「保守派は無智といはれようと、頑迷といはれようと、まづ素直で正直であればよい。知識階級の人気をとらうなどという知的虚栄心は棄てるべきだ。常識に随ひ、素手で行つて、それで倒れたなら、そのときは萬事を革新派にゆづればよいではないか」(「私の保守主義観」)と書いていた。
 偉そうな御託を並べ立てる者たちは、保守主義とは無縁である。常識的に考えて、極端を嫌うのが保守主義の特長なのである。
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ソフトスターリニズムの恐怖政治の幕開け

2024年11月11日 | 自衛隊
 やっぱりやられてしまった。ソフトスターリニズムのステルス連立政権の目の敵は、国民民主党の玉木雄一郎であった。彼らが仕掛けたかどうかは断言できないが、石破茂がその情報を知らなかったとは考えられない。あらかじめ、マスコミや警察関係者から聞いていたはずだ。
 国会での首相指名選挙当日に、スキャンダルを暴露するというのは、まさしく彼らのやることである。ソフトスターリニズムと言いたくなるのは、口では猫なで声であっても、やることは恐怖政治なのである。
 自民党の保守派を党内から追い出すのに手段を選ばなかった者たちは、何をするかわからない。中国共産党のやり方を真似てくるというのは、前々から予想されたことだ。私たちに襲いかかろうとしているのは、ソフトスターリニズムであることを、今こそ肝に命ずるべきなのである。

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石破と野田のステレス大連立で日本はガタガタに

2024年11月11日 | 国会
 石破茂と野田佳彦による大連立が実現したとの同じである。そもそも石破は保守ではなく、口では憲法改正などと言ってはいるが、やる気などまったくないのである。
 少数与党となった自公は、17の常任委員長のうちの8つを野党に譲った。とくに予算委員会と憲法審査会の委員長を立憲に渡したことは、まさしくステレス大連立が実現したことを意味した。
 これで自民党と立憲の増税派が多数を握って、自民党の積極財政派や国民民主党の勢いを削ぐつもりなのだろう。それと同時に、安全保障政策でも、媚中派が日本の政治の中枢を握ることになった。大連立をしなくても、国会対策を自公と立憲で密にすることで、自分たちの思い通りのことができてしまうのである。
 経済政策では国家の関与が強まり、官僚の力が増大するだろう。減税など夢のまた夢になる。先の総選挙の結果と逆のことが行われてしまうのだ。
 さらに、アメリカとの関係よりも、中国との絆が強化され、それを批判することは、これまで以上に難しくなるだろう。石破を総理総裁にしたことで、日本丸は中国の属国化へ大きく舵を切ったのである。にもかかわらず、保守は分断され反撃もできなくなりつつある。こんなことで本当によいのだろうか。
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石破は自らの延命のために立憲と手を結んだ

2024年11月10日 | 自民党
 誰が敵であるのかはっきりしなければならない。石破茂自民党は野田佳彦立憲民主党と大連立を組んだとの同じである。予算委員会の委員長のポストを立憲民主党に渡した段階で、馬脚を現したのである。
 ここまでくれば、自民党がいくら与党であっても、かつての民主党政権の時代と変わらなくなった。石破は自民党の保守派を一掃し、国民から支持されてもいない立憲民主党と組んだのである。
 もはや自民党には期待できなくなりつつある。高市早苗さんが党の団結を主張するのにも、違和感を覚えてならない。親中派、緊縮派に主導権を握られるようでは、日本はメチャクチャにされてしまうからだ。
 さらに、残念でならないのは、日本保守党指導部の体たらくである。百田代表は問題発言を連発し、多くの党員が離れつつある。岩盤保守層が支持したにもかかわらず、期待に応えられる存在ではないことは明確である。保守の勢力は分断されているばかりか、中国は日本の共産党やれいわの頭越しに、自民党と立憲民主党との、実質上の大連立を実現させることで、我が国を属国にしようとする一歩を、さらに先に進めたのだ。
 昨日の香港、今日の台湾、さらには明日の日本と言うように、東アジアでの中国共産党の勢力は飛躍的に拡大しつつある。それを阻止すべき者たちの戦線は、今はズタズタなのである。


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敗因を語るよりも石破を引きずり下ろす行動を

2024年11月09日 | 自民党
 自民党の両院議員懇談会において「自民党がリベラル政策を推し進めた所で、結局その層は、自民党には投票せず、むしろ『どんな時にも自民党』と書いてきて下さった岩盤保守層の底が抜けた…」という意見が複数出たことを、有村治子参議院議員がXで書いている。
 出席した国会議員からは「その通り」との声が続き、共感の拍手が大きかったとも。にもかかわらず、石破は一向にそれに耳を傾けることなく、立憲に妥協し、選択的夫婦別姓や同性婚を進めようとしている。
 日本を守ろうとする心あ自民党国会議員は、ここで決起すべきではないだろうか。4月まで様子見をして、どうせボコボコになるから、と甘く見ていてよいのだろうか。
 今回の総選挙の投票行動は、石破を認めたくない岩盤保守層が、国民民主党、参政党、日本保守党に票を入れたのである。立憲民主党の票が飛躍的に増えたわけではないのだ。
 今すぐ倒閣運動に立ち上がるべきである。そうしなければ、それこそ、石破が立憲民主党と組んで悪法が次々と通ってしまう。敗因を分析するよりも、まずは行動である。岩盤保守が支持しなくなれば、自民党は消滅するしかなくなるのだから。
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惨敗の責任を取らない石破が総理総裁のままでいいのか

2024年11月08日 | 自民党
 死に体の石破茂のままで、もし台湾有事が起きたらどうするのだろう。優柔不断では通用しない。一刻も早く辞任させるべきではないか。石破という人間は、何でも自分の都合が最優先なのである。
 今回の総選挙の敗北も、責任は自分にあるわけではなく、「裏金議員」と思っているのである。選挙結果の分析もできないのだ。トランプというとんでもない大統領に向って、安倍さんのような接し方はできるはずもない。
 自民党の国会議員は、春になるまで石破に責任を持たせ、その後に総理総裁を選び直せばいい、そんな甘い見方をしているのではないだろうか。党公認を外され、かろうじて当選した平沢勝栄の会合に、石破は花を出したという。全てが中途半端で、それでいて自分を守るためには、平気で後ろからも、前からも鉄砲を撃つのである。
 自分の派閥も維持できなかった石破の居直りは、日本の政治の私物化であり、国民はとんでもないしっぺ返しを受けるだろう。なぜそこまで自民党の国会議員は考えないのだろう。
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高市さんはなぜ倒閣の先頭に立たないのか

2024年11月07日 | 自民党
 今日の自民党の両院議員懇談会は一体何だったのだろう。保守派が立ち上がらないで、どうして日本を守り抜くことができよう。あれだけのことをされて、それでも石破を引きずりおろせないのであれば、もはや自民党に期待することはできない。
 なぜ高市早苗さんは出席しなかったのだろう。保守派の国会議員は、どうして詰め寄らなかったのだろう。身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあるのに。比例で国民民主党に保守派が票を入れたのは、高市政権ができるための苦肉の策であったのだ。それをどうして理解できないのだろう。
 高市さん以外に誰がいるというのだ。もはや誰も日本を救うことができないのだろうか。ただただ残念である。毎日のようにテレビに出てくる石破の顔を見るにつけ、日本が大変なことになるという不吉な予感しかしない。
 高市さんの背後には多くの国民がいるのである。だからこそ、あのような選挙結果になったのだ。今決起しなければ、日本はとんでもないことになる。高杉晋作の功山寺挙兵に学ぶべきである。高杉は「従う者は僅かでも、いや、たとえ自分一人だけでもやる」と言ったではないか。会津人の私でも、その勇気には感服する。石破に舵取りを続けさせてはならないのである。
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トランプの勝利は人々を平等化するアメリカの復活だ

2024年11月07日 | アメリカ
 トランプの勝利を目の当たりにして、改めてアメリカという国家の強さを再確認した、東部のエリートと呼ばれる一握りの支配は、あっけなく崩れたのだった。やっぱりアメリカは民衆支配のデモクラシーの国家であったのだ。
 激戦州は工業地帯であった所で以前は民主党が強かったが、今回は労働者の支持を受けてトランプが勝ったのである。健全なアメリカが復活することは、世界にとっても好ましいことである。
 エリック・ホッファーは大きな塊としてのアメリカについて語っていた。「アメリカ合衆国では、階級の境界が曖昧なだけでなく、教育や財産、職業。精神的・肉体的資質の相違にもかかわらず、人びとは平等化する何かが機能している。教育のある者ない者も、金持ちも貧乏人も、軍人も民間人も、老人も若者も、男も女も、企業経営者も労働組合の指導者も、正気な人も狂人も、(万人によって濫費される医薬品の量を考慮すれば)健康な者も病人も、その違いは比較的わずかである」(『魂の錬金術 全アフォリズム集』中本義彦訳)と書いていた。
 トランプによって、アメリカの分断は終わることになり、まとまったアメリカになれば、世界は平和になる。エリートによる支配から脱却することで、アメリカはアメリカらしさを取り戻すのである。
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トランプは 復活するに 安倍晋三 帰らぬ人ぞ 秋風ぞ吹く 5首

2024年11月06日 | 短歌
トランプは
復活するに
安倍晋三
帰らぬ人ぞ
秋風ぞ吹く

国難に
目を背けたる
国民の
選びし政治家
有象無象ぞ

アメリカの
エリートが負け
名も知れぬ
民の怒りが
トランプ革命

ささやかな
暮らしを守れ
ささやかな
命を守れよ
日の本の国

我が祖国
和を尊びて
争わず
平和愛せし
民が築きし

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