つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

東京大学キャンパスの銀杏の実

2010年08月15日 | 日記
                路上に落ちた銀杏の実(東京大学キャンパス)

夏休み真っ盛りの東京大学キャンパスを散策してみた。
キャンパス内は夏季休暇中でも多くの学生や教員など関係者たちを見かけた。
小学生を連れた家族も見かける。親は子供を東京大学へ入学させようと今から環境に慣れさせているようだった。先生に引率された高校生の団体も見かけた。
第二食堂はそれらの人々でいっぱいであった。
東京大学内の食堂はどこも安くて美味しい。

キャンパス内を歩いていると大きな欅並木や銀杏並木がある。
歴史の長さと重さを感じてしまう。
歩道に緑色の銀杏の実と葉が落ちていた。
昨日の台風4号の影響で風が吹き、そのために銀杏の木になっていた実が枝と共に落ちていた。
銀杏の実といえば秋の季節に黄色の実としてみるのが通常である。
まだ熟していない緑色の実であったので一枝拾ってきた。

近くにいた学生にキャンパス内の郵便局はどこですか?と聞いてみた。
何しろ広いキャンパスである。
その学生は、大学の付属病院の中にあります。そこまで案内をしましょうと丁寧な応対であった。
そこまで期待していなかったので、学生の心遣いに感激をした。
流石、東京大学の学生は学業と共に倫理感も持ち合わせているものであると気持ちが良かった。
東京大学のキャンパスは誰でも入ることができる。
三四郎池などは東京の喧騒を忘れさせてくれるほど静かなところである。

(8月15日記)
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