つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

興南高校野球部の優勝(2)

2010年08月24日 | スポーツ
                   我喜屋興南高校野球部監督

興南高校野球部の我喜屋優監督は「うちには練習はない」という考えを徹底させている。
つまり、いつも実践を意識して考える行動を身につけることを指導している。
稽古には、(1)数稽古、(2)工夫稽古、そして(3)見取稽古があると躰道で祝嶺正献最高師範から教えられたことがある。
自分が稽古の控えや大会を観戦しているときは、人の演武を観て勉強をする。
実践を意識して行なうと法形を行なう時に一度と同じ内容でできたときはない。

我喜屋優監督は、普段の練習や練習試合に気が抜けたプレーをする選手がいれば、全員を集めて指導を徹底する。それはいつも公式戦さながらの緊張感を持ち込むため。
普段から本番を意識している練習を積んでいるのだから、ピンチになっても選手が自主的に考えて動く。

計画性のある選手でないと成長しない。
「計画」をきちんと立てられたら、その後の「行動」は半分以上決まったようなもの。
自分でとった行動を省みる姿勢がないといけない。
Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(見直し)という流れを選手に諭している。
どういう人間が社会で求められているか野球部活動を通して生徒に教えている。
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