つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

車椅子の体験

2010年08月05日 | 日記
                            車椅子

車椅子に乗車して体験してみた。
シビックセンターから春日町の交差点を通って社会福祉協議会の入っているビルまで。
通常歩いているときは気がつかないくらい、車椅子で道を通ると走りにくいことが理解できる。
点字ブロックは視覚障害者のために設置してある。
最近は多くの歩道に点字ブロックが設置されるようになった。
車椅子ではフラットの面はスムーズに進むことができるが、少しでもスロープとなっているところは注意が必要である。下り坂のスロープはスピードが出てしまう。上り坂のスロープは力がいる。また角度を曲げることも困難である。
それからエレベーターの乗降のときやトイレでの使用時には気を使う。

交差点を移動するときは信号が青から赤に変わらないかと気が焦る。
また、前から来る人とぶつからないかと気になる。
車椅子では少しでも段差の通路は前の車を上げたり、力を入れたり苦労がいる。
車椅子を体験したことにより、健常者ではわからない移動に対する不便さを感じたし、このような不便や苦労があるのだと知る機会となった。
車椅子の体験をすると人に優しくなることを実体験した。

(8月5日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする