つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

亀有駅前の「両津勘吉像」

2011年12月29日 | 日記
                           亀有駅前の「両津勘吉像」

亀有駅周辺には、「両津勘吉」の像がたくさん建っている。
師走の快晴に恵まれた午後、亀有駅を降りてみた。
駅前ロータリーには、ベンチに座っている両津勘吉や両手を挙げている祭り姿の両津勘吉、片手を挙げている巡査服姿の両津勘吉像があった。


両津勘吉は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に出てくる、秋本治による日本の漫画作品の主人公である。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)において1976年42号より現在まで連載中の最長連載作品である。通称「こち亀(こちかめ)」。

亀有駅前に建立された両津像警視庁新葛飾警察署の亀有公園前派出所に勤務する中年の警察官である主人公の両津勘吉(りょうつ かんきち)巡査長と、その同僚や周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。
お年寄りから小さい子供まで幅広く人気を博している。

この作品の題名に関して、「長い題名をつけたら審査員が目を引くかなと思って。でも、いざやってみたらあんまり意味なかったですね」と、秋本治は語っている。
また、『男はつらいよ』の山田洋次監督との対談の中で「『男はつらいよ』のおかげで葛飾区が全国的に広まっていましたから、亀有は知らなくても葛飾区はみんな知っているだろうと思ったんですね。
それで長いタイトルになってしまった。」とも述べている。
略称の『こち亀』は『下町奮戦記』の巻末に作者が「これからはこち亀と略してください」とコメントしたことで、公式の略称となった。
ちなみに、ジャンプコミックスでは、18巻の巻末コメントで林家しん平が『こち亀』と呼んでいるのが最初。最初期には『派出所』と略されたことがある。

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