つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

正月用の「餅つき」

2011年12月31日 | 日記
                  相性の合う餅つきを行う白鳥勝彦・智佐子さん夫妻

今年も今日で最後の日となってしまった。
昨日の関東地方は快晴に恵まれたが、風は冷たかった。
日本海側の地方では多くの雪が降っているようだ。

西川口の白鳥勝彦家では恒例の「餅つき」が行われた。
正月用ののし餅、鏡餅、ヨモギ入りの餅などを作っていった。
もち米が80Kg準備されていた。

蒸篭を三段に重ねてマキの木を燃やして蒸していく。
臼は石のものと木製のものの二つがある。
一回に二升の米を臼の中に入れて餅つきを始める。
蒸された餅米を臼の中に入れて、米粒を杵ですり潰していく。
ここがポイントで、よく摺りつぶすと餅の出来具合がよくなる。
杵で臼の中の餅米を上からたたくようにする。
その後、水に濡らした手で臼の中の餅米をひっくり返す相方。
二人の呼吸が合わないと上手くつけないし危険な状況に陥る。

餅つきにより餅が出来上がると今度は棒で伸ばす作業がある。
のし餅を何枚も先に仕上げる。
引き続いて、ぼた餅用に小さく千切り、団子状の餅が出来てくる。
あんこ、黄な粉、ゴマなどで包んでいく。
イチゴなどを入れてイチゴ餅も作っていた。

白鳥勝彦さんが杵で臼の中の餅をつく。奥さんの智佐子さんが水の手で餅をひっくり返す。流石息の合った夫婦である。美味しそうな餅が出来上がる。

親戚や会社の関係者、近所の人が集まって賑やかな餅つきとなった。
今ついた餅を食べながら一年の労をねぎらい、来年の幸福を祈念していた。
一年の区切りとなった餅つき大会であった。

※今年も一年ブログ「つれづれなるままに」を愛読していただきまして感謝申し上げます。来年も宜しくお願いいたします。

(12月31日記)
コメント (2)
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