ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.11.9 EC3回目投与8日後、G-CSF2回目注射、胸骨の痛み強まる

2012-11-09 19:30:55 | 治療日記
 昨夕はホテルにチェックイン後、まずはかつらをはずしてベッドに横になった。結果、すっかり気持ちが緩んでしまい、夕食はどうでもいいかも・・・という気分になった。
 さりとてこのまま寝てしまっては・・・と思い直して、食事に出かけた。ナウゼリンを飲み、時間はかかったけれど、殆ど完食することが出来た。ずっとろくに食べていないので、腸の動きが悪いのは当然のこと。気持ち悪さと食欲不振と便秘は負の螺旋だろう。

 一方、夫と息子。私がいない外食は必ずといっていいほど2人で焼き肉三昧だ。昨夜もたらふく召し上がったご様子で、請求額を聞いてびっくり。つい最近までは痩せっぽちだと思っていたのに、ここ数カ月で、あれよあれよという間に夫と同じ70キロの大台に乗った息子だが、2人揃ってメタボまっしぐら!にならないと良いのだけれど・・・。

 今朝もいつもどおりの時間に目覚ましをかけたが、寝付きが実に悪く、夜中に胸骨の痛みで何度も目が覚めるなど眠りも浅かった。
 自宅にモーニングコールをした後、足湯をしてリラックスし、ナウゼリンを飲んでから朝食。早目にチェックアウトして、腫瘍内科受付時間の15分前に病院に到着した。
 受付開始から5分ほど待って、受付終了。その後、待つこと30分弱。そろそろ呼ばれないと仕事に間に合わない・・・と読書しながら焦っていると、看護師さんが呼びにいらした。昨夕はそのまま病院近くのホテルに泊まって、今朝はこの後職場に行くこともご承知だから、「何時の電車に乗らないといけないのですか。」と聞かれる。
 気にかけて頂けて、本当に有難いことだ。こうして家族にも病院の方たちにも皆に支えられて治療が進んでいるのだ、と今更のように思う。

 グランの注射後はいつも体中の骨がギシギシしていたが、前回の注射辺りから胸骨が押しつけられるような痛みが酷い。圧痛はいつもの骨転移の痛みだが、それに輪をかけて喉が締め付けられるような、息苦しいほどの圧痛だ。
 看護師さんに聞いてみたところ、白血球を増やすため骨髄の造血機能に働きかける注射だから、どうしても病巣の骨も刺激される。大方の方は大丈夫ですが、痛いとおっしゃる方もいます。とのこと。またまた、少数派にカウントされてしまった。けれど、副作用ということで納得する。効いている、と思うしかないだろう。

 本日の病院滞在時間は1時間。会計を済ませてそのまま職場に向かった。予定通りの時間に職場に入れて安堵する。
 机の上には先月受けた婦人科検診の結果が置かれていた。婦人科診察所見は異常所見なし、子宮頚部細胞診はNILM(陰性)、超音波撮影は異常所見なし。乳腺科診察所見は右:異常所見なし、左:術後所見、超音波撮影は両側とも異常所見なし、とのこと。とりあえずほっとする。次回診察時にご報告しなくては。

 昼はナウゼリンを飲んだものの、久しぶりに学内レストランで友人と食事を楽しむことが出来た。今週、どなたかと昼食をご一緒したのは初めてだ。
 なにはともあれ、明日は土曜日。今週も長かった・・・と思う。
コメント (2)
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