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真田丸も最終回 大河ドラマを考える

2016年12月18日 17時05分03秒 | 映画/ドラマ/アニメ

真田幸村って英雄だけどインパクトが薄い

源義経も五条の橋で弁慶を軽くあしらう場面と、八艘飛びが見せ場だが

那須与一の扇の的程度しか知名度がない

視聴率も知名度に比例している様で、戦国末期の信長、秀吉、家康の人気は大きい

何しろ見せ場がいっぱいの三人が絡み合う時代だから人気も抜群だ

武田信玄と上杉謙信が意外に人気がないのは、日本一の戦上手というだけで見せ場はなく

最大の見せ場の川中島の決戦だってローカルな戦いで、戦国終結には何ら影響がない

真田の戦も大坂で奮闘して家康の本陣に切り込んで、家康を敗走させたというのが最大の見せ場

その時、本物の家康は討ち死にして、影武者が家康になりすましたなんて小説もあったが

武田信玄の影武者の映画と同様、結局本物であれ、偽物であれ歴史はびくともしない

あそこで家康が死んでも、すでに15年間諸国の大名は徳川家の家臣に成り下がっていた

秀忠という盤石の跡継ぎ、それに勇猛な家臣団、風格を身につけた知恵袋がごまんといる徳川には

刃向かおうという大名はもう居なかったのだ。

そういう意味では「真田丸」は退屈な大河ドラマだった、時代を動かすことができない主人公は

致命的だ。