こんな雪は昭和の時代なら大した量ではなかったんですが
機械化した文明社会になってからはなかなかの厄介者
昭和40年前までは車なんて一般サラリーマンはもっていなくて、会社の社長だとか重役、あとは営業車くらいのもの
我が家も魚屋でしたが、父がダットサンのオート三輪、ダイハツミゼットを運搬用に買ったのは昭和35年ころでした
オートバイを大きくして三輪にして覆いと屋根と荷台をつけたようなもの
それでも近所ではとても珍しかった
近所には乗用車なんて持っている人はいなかったですからね
そのおかげで汽車(電車ではない。 D58など蒸気機関車)や路線バスはお客が満員でしたからね
バスだってワンマンではなく、車掌さんが乗ってましたから。
今の時代は車だらけで、当然ながら運転未熟な人も多いし、雪がない地方の人は雪道に慣れていないし
今季も降り始めの初日から高速道路で事故多発、北陸道、関越道などで交通止めに
雪道で道路が埋まったって、歩いていれば何とかなる
車を持ち出すから渋滞だ事故だ交通止めだとなる
とにかく昭和の人は歩いた、機関車だってラッセル車が力強く雪を割って線路の雪を取り除いた
架線が故障なんてこともなかった、今は電気に頼っているからもろい
デジタル放送も雪が降るとノイズで映らなくなるし
昭和時代は平地でも1~2m積もったけれど、今みたいな騒ぎにならなかった
子供たちは集団で登下校したし、大雪、暴風雪になると授業を切り上げて集団下校というのが時々あった
物の運搬には木そりも結構活躍した。 魚屋は売り台(ショーケース)の下に雪を敷いて氷の代わりにした
昭和も30年から40年ごろまでは、のんびりした良い時代だった
食糧不足、物不足の20年代、好景気になった40年代後半から60年と違って、一番人間が人間らしく生きていた時代
雪が降れば仕事をやめてスコップをもって雪かき、だれもあくせくしていなかった、雪が降らない地方のことは知らないけれど
それが原因で都会と田舎の経済格差が広がったともいえるが
どんな人生が正しい人生なんだろうかね
成功者にしてみれば今が全盛なんだろうが、成功できなかった人間から見たら今の時代は窮屈か、あるいは絶望と我慢の時代なんだろう
自由と平等の時代は、やっぱり昭和30年から60年までの30年間だろう
誰もが夢をもって一生懸命働いたからね
あんな時代はもう来ない気がする、欲にまみれた世界が戦争をしているわけで
あれは単純に究極の経済活動なんだろう
不景気になると戦争が起こるのはそういうことだ
戦争の時代は、人間が人間らしく生きられない時代だということです。
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禁じられた遊び (1952) Jeux interdits
私が子供の頃は、それこそ昭和時代なので1~2mの積雪なんて当たり前。
屋根から降ろした雪も相まって、家の周りには雪がどっさり。
玄関を開ければ雪の山で、そこを登って外へ行ったり2階の窓から出たり入ったり。(笑)
貧しい時代だったけれど、楽しい時代でもありましたね。
そうですよね1~2mは普通に積もりましたよね
こんな話は同年代以上じゃないと通じませんね
同級生と会って話すのは、こんな昔話を楽しくできるからですね。