同年齢の従兄が墓じまいをした
大学に入ってからはずっと首都圏で生活してきてマンション暮らしだ
彼は一人っ子なので伯父さんが亡くなってからは、田舎には母親一人で暮らしている
彼の40代後半の一人娘も首都圏で一人暮らしをしていて、結婚する様子はないし、子もいないから彼の血統は娘で終わりそうだ
彼も田舎に帰ってくる気はないし、田舎にある先祖代々の墓は彼が動けなくなれば野ざらしになる
それで決断したのだ
先日墓地で僧侶に墓じまいの読経をしてもらった、参加したのは彼と私と私の妹の三人
墓石業者に頼んで墓の解体、遺骨の収拾と移動を依頼して、寺の中の共同墓地
に移る。
この田舎町には一人暮らしの年寄りが多い
子供たちはみな都会で生活をしていて滅多に帰ってこない、その子供たちだって60,70を超えているから結局は田舎の墓は従兄と同じ運命をたどる
同時にそれは田舎の空家問題にも直結する
近い将来、日本の人口は4割減くらいになりそうだ、それが住みやすい人口なのか、国家維持に問題が出る数字なのかは知らない
我が家も父が共同墓地を選択した。
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