一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

87   極月の入日を力抜いて見る     康子

2010年12月07日 | 

いいね、いいね、太陽が沈んでゆくのを、力を抜いて見ている、という。

  

これから晩飯の支度があるのに、短時間なのだろうがリラックスしている。皆がこうあって欲しいね。

 

洗濯物をたたんだり、子供たちに食べさせたり、食器の片付けや風呂に入れたり、寝かしつけたり、することは山ほどある。夫の帰りも待たねばならないし、12時前にはとても寝られませんよね。

 

えーっ、一人住まいで家族がいないって?

忙しいのはとっくに卒業した?

だからのんびりしているんですって?

それでは力の抜けっぱなしで、毎日だらけていやしませんか?

 

 この句、忙しい主婦だからこそ相応しいのです。暇なあなたは駄目!

 

 

 

 

 

コメント (2)
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