一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

94   暖炉焚くボジョレヌーボー今宵のため  泉女

2010年12月14日 | 

暖炉のある家に住むとは、なんという贅沢。ストーブとは比べ物にならない。金銭的というより、心の贅沢なのだ。更に、フランスから届いた新しいワイン。さらなる贅沢。

 

どなたかきっと親しいお客様のためなのでしょう。用意した薪を暖炉で燃やす。薪の爆ぜる音、柔らかい輻射熱を浴びながら、ボジョレーヌーボーをいただく。料理も得意だった作者。3拍子揃って最高の冬の夜ですね。羨ましい限りです。

 

お客様はどなただったんでしょうね。しかし、それを聞くことはもはやできない。彼女はあの世へ旅立たれてしまった。

 

 

 

コメント (2)
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