一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

103  冬至月点滴の針ふーにゃふにゃ

2010年12月23日 | 

(とうじづき てんてきのはり ふーにゃふにゃ)

 

冬至の日、3日も下痢が治らないので、数年振りに病院へ行った。

 

血液検査・尿検査、肺・腸のレントゲン、心電図と色々やられた。結果は、インフルエンザでもノロウイルスでもなかったが、血圧が高いのが問題だそうだ。当分、血圧降下剤を飲まなければならないようだ。本命の下痢は、翌朝には治ってしまった。

 

当日驚いたのは、生まれて初めての1時間の点滴。堅ーい針が刺さっていると思い込んでいたが、点滴が終わり針を抜く時、その針が柔らかいではないか。「何だこれは?」看護婦は、自慢げに「堅い針ではないんですよー」「・・・・・・・・・」

 

「くそー、先に言ってくれよ。ずーっと、肘を伸ばしたまま、我慢していたんだぜ」とは言えなかったが、「なーんだ、これからは多少動いたり、腕を曲げてもいいんだ」この発見が嬉しかった。

 

という訳で、俳句としてはお粗末かもしれないが、久し振りの病院を吟行しての「感動の一句」でありました。俳句のために、病院を毛嫌いするのは止めることにしました。

 

「こんな句なら、私にもできそう」だって?

そう思っていただけたら、わたくし、本望でございます。 

コメント
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