一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

897  池の面に着かず離れぬ桜かな   康子

2013年04月07日 | 

 確かに傾斜地の桜は、傾斜に沿って桜の枝は下がってゆく。それは、枝先に眼が付いているのではないか、と思われるほど正確だ。

だから、池端の桜の枝は、上に伸びるものは上に、横に伸びるものは横に、そして下に伸びるものは水面すれすれまで、我が意を得たりとばかり、自由闊達に伸びる。池面の上に、邪魔者は一切ないのだから。

それにしても、今年の桜はひどかった。花芽をウソやヒヨドリに食べられたから、去年の夏が暑かったから、マグマの活動が活発で地熱が高いから、という説。色々あって、どれが本当やら・・・・・

コメント
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