一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

964  夏至の日や帰宅を急ぐ由もなし  洋子

2013年07月02日 | 

 夏至は、日本の大部分では梅雨のさなかであり、。北半球では一年中で一番昼が長く夜が短い日。関東の日没は午後7時頃だ。

 さて、日本には、一人住まいが1,600万人いるという。その中で、定期勤務のない自由人は、たぶん半分くらいはいるだろう。

 見たいテレビ番組は録画しておけばいいし、電話だって携帯があるし、食糧は冷蔵庫に詰まっているし・・・・・

 この句は、孤独と言うより、正に一人の気楽さを謳歌しているのではないか、と思う。

サツキ(皐月)  ツツジ科

コメント
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