一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

979  踊り子号夏を喫せし顔あふる  多留男

2013年07月21日 | 

 踊り子号は、①東京→熱海→下田、②東京→三島→修善寺、を走るJR東日本の特急列車。川端康成の小説「伊豆の踊子」より、命名されたそうである。

 「夏を喫せし」とは、うまい表現だ。踊り子号のドアが開いて、乗客の楽しそうで、日に焼けた黒い顔が、どっと下りて来る。東京駅が最も相応しいだろう。

 しかし、海水浴も、最近ではプールが主流になり、グアム・ハワイなど海外組も相当増えているそうである。

タイム (thyme)   シソ科イブキジャコウソウ属

 

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