一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

 987  炎天下今をどこかに置き忘れ  章子

2013年07月29日 | 

  「今を忘れる」という状況は、誰にでもある。仕事や遊び、趣味など何かに集中、没頭、興じている時だ。しかし、「今を忘れている」ことを認識するのは今ではない。

 それはある程度時間が経ってから、「あの時は我を忘れていたなあ」と気付くことなのだ。つまり「今、私は今を忘れている」ということはあり得ないのである

さて、それが炎天下と結び付くと、時間の問題は一体どうなるのか・・・・・

ワレモコウ(吾亦紅) バラ科・ワレモコウ属

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする