一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1026  風巻きてざらつく心藪枯らし   鼓夢

2013年09月12日 | 

今年も、つい先日風が巻いた。いわゆる竜巻で甚大な被害が出た。巻きあげられた植木鉢の破片が、外壁に突き刺さっているのだから、人間に当たったら命にかかわるだろう。

さて、「ざらつく心」とは、初耳で面白い言葉だ、と思った。ところが、インターネットで調べてみると、皆さん結構使っている。特に若い人たちが「不快感」を表わす言葉として使っている。例えば、あるブログの

「普段接してて、心がざらつくというか、すごく居心地の悪さを感じる人がたまにいる そういうときのあの感覚ってどこからくるんだろうね 自分が大切にしてる何かを、相手がないがしろにしてることへのざらつきなのか、自分が目を背けてる何かに目を向けさせられることへのざらつきなのか」

季語の「藪枯らし」は、蔓性の雑草でちょうど今頃可愛い花を咲かせていて、名前の通り嫌われ者ではあるが、「ざらつく花」とは言えない。

スズメバチはウド(独活)の花が大好きです

コメント
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