一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1039  敬老日卒寿はそっと紅を刷く  喜久

2013年09月25日 | 

(けいろうび そつじゅはそっと べにをはく)

長寿のお祝いには、

還暦(60)60年で同じ干支に戻るから

古希(70)杜甫(とほ)が「人生七十古来稀なり」と言ったから

喜寿(77)「喜」は、草書では七を3っつ書くから

傘寿(80)傘の4っつの「人」を取ると八十になるから

米寿(88)「米」を分解すると八十八になるから

卒寿(90)卒は、略すと「卆」だから

白寿(99)「百」から一を取ると「白」になるから

還暦と古希以外は、全て単なる駄洒落のようなものだが、お蔭で覚えやすいというメリットがある。

 さてこの句、女性ならどんなに年をとっても化粧をするだろう。それもそっとである。確かに作者は「かわいいおばあちゃま」である。

フヨウ(芙蓉)

コメント
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