★「ひるの歌謡曲」は、竹川美子の案内役の二日目で田川寿美の特集だった。前半の5曲『女・・・ひとり旅』『みれん海峡』『しゃくなげの雨』『哀愁港』『北海岸』は、いずれも哀愁感のある抒情演歌である。それに比べて後半の4曲『女人高野』『雑草の泪』『花になれ』『ここは港町』を聴くと、演歌の定型から一歩踏み出そうといった試みから、また定型に回帰しつつあるようだ。それだけスタッフも田川寿美の可能性に賭けつつも、試行錯誤しているのかもしれない。ファルセットを多用するのも好き嫌いが別れるだろうし、この歌手もこれからどう展開していくか難しいと思う。
★竹川美子のナレーションは、今日は少しとちったところもあったものの、うまくこなしていたと思う。持ち味の誠実さがにじみ出ている。
★竹川美子のナレーションは、今日は少しとちったところもあったものの、うまくこなしていたと思う。持ち味の誠実さがにじみ出ている。