★さて、楽しみのNHK歌謡コンサート「輝け!期待の新星たち」である。まずオープニング早々、目を引いたのが丘みどりの和服姿だ。これまで演歌百撰では露出度の高いヘソ出しミニルックばかりだったが、和服もなかなか似合っていて、いっぱしの演歌歌手の風情なのは、やはり日本人だなといったところ。
★以前、戯れに今回の出演歌手とカバー曲の予想をして、歌手は4人的中した。カバー曲はどうかと注目したら、長谷川真吾の『よろしく哀愁』だけズバリ的中!だった。
★それはさておき、6組の出演歌手に勝手なコメントを試みることとしよう。
丘みどり・・・『河内おとこ節』 『おけさ渡り鳥』
『河内おとこ節』は華やかさをねらったようで、まずまずの出来だった。振袖の和服姿で明るい笑顔が好印象。歌唱はやや荒削りで、もう少し声の伸びがほしいが、演歌や民謡も唄えるアイドルとしての可能性を感じる。
長谷川真吾・・・『よろしく哀愁』 『真っ赤な純情』
バックダンサーがついたのは、この番組の新人特集で初めてではないか。『真っ赤な純情』は、70年代アイドルのような懐かしさを感じる曲。ダンスのうまさに比べ、歌唱が見劣りするように思う。雰囲気にももう少し華やかさがほしいところ。
つきよみ・・・『木綿のハンカチーフ』 『ゆめのあと』
バイオリンとボーカルのユニットというのが面白くて、なかなか格好いいと思った。『ゆめのあと』は、最近のJ-POPの傾向なのかもしれないが、自己陶酔型というか、何かヒステリックな感じで、感情がどうも伝わってこない。
松原健之・・・『夕焼け雲』 『金沢望郷歌』
MCでは、まじめな純情青年というイメージだった。年配者には受けるタイプかも知れない。2曲とも持ち前の美しい高音がよく出ていた。今回の出場者の中では、もっとも将来性を感じる。
沢田美紀・・・『涙そうそう』 『タイムマシンの恋人』
ルックス、スタイル、声のいずれもけっこういい線をいっているし、清潔感がある。ただ強い個性というものが感じられず、印象が弱いともいえる。小沢亜貴子、みずき舞など同傾向のライバルも多く、どう自己アピールしていくかだろう。
田中アキラ・・・『君恋し』 『俺と一緒にいかないか』
歌唱は場数を踏んでいる感じで、自分なりのスタイルを持っていると思う。それだけに新鮮味が感じられず、「カラオケのすごくうまいお兄ちゃん」といったイメージ。
★あさみちゆき、神園さやか、大城バネサ、竹川美子、森山愛子と、この歌コン新人特集で初めて見た歌手のことを思い起こしながら見ていた。演歌・歌謡曲勢の若手にとっては厳しい時代だろうが、歌の力を信じて頑張ってほしいものだ。
★以前、戯れに今回の出演歌手とカバー曲の予想をして、歌手は4人的中した。カバー曲はどうかと注目したら、長谷川真吾の『よろしく哀愁』だけズバリ的中!だった。
★それはさておき、6組の出演歌手に勝手なコメントを試みることとしよう。
丘みどり・・・『河内おとこ節』 『おけさ渡り鳥』
『河内おとこ節』は華やかさをねらったようで、まずまずの出来だった。振袖の和服姿で明るい笑顔が好印象。歌唱はやや荒削りで、もう少し声の伸びがほしいが、演歌や民謡も唄えるアイドルとしての可能性を感じる。
長谷川真吾・・・『よろしく哀愁』 『真っ赤な純情』
バックダンサーがついたのは、この番組の新人特集で初めてではないか。『真っ赤な純情』は、70年代アイドルのような懐かしさを感じる曲。ダンスのうまさに比べ、歌唱が見劣りするように思う。雰囲気にももう少し華やかさがほしいところ。
つきよみ・・・『木綿のハンカチーフ』 『ゆめのあと』
バイオリンとボーカルのユニットというのが面白くて、なかなか格好いいと思った。『ゆめのあと』は、最近のJ-POPの傾向なのかもしれないが、自己陶酔型というか、何かヒステリックな感じで、感情がどうも伝わってこない。
松原健之・・・『夕焼け雲』 『金沢望郷歌』
MCでは、まじめな純情青年というイメージだった。年配者には受けるタイプかも知れない。2曲とも持ち前の美しい高音がよく出ていた。今回の出場者の中では、もっとも将来性を感じる。
沢田美紀・・・『涙そうそう』 『タイムマシンの恋人』
ルックス、スタイル、声のいずれもけっこういい線をいっているし、清潔感がある。ただ強い個性というものが感じられず、印象が弱いともいえる。小沢亜貴子、みずき舞など同傾向のライバルも多く、どう自己アピールしていくかだろう。
田中アキラ・・・『君恋し』 『俺と一緒にいかないか』
歌唱は場数を踏んでいる感じで、自分なりのスタイルを持っていると思う。それだけに新鮮味が感じられず、「カラオケのすごくうまいお兄ちゃん」といったイメージ。
★あさみちゆき、神園さやか、大城バネサ、竹川美子、森山愛子と、この歌コン新人特集で初めて見た歌手のことを思い起こしながら見ていた。演歌・歌謡曲勢の若手にとっては厳しい時代だろうが、歌の力を信じて頑張ってほしいものだ。