♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
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小田純平 “明日へ new version”

2021年05月14日 | 演歌・歌謡曲

小田純平さんが出される新曲はいつも楽しみにしています。彼が他の歌手に提供する楽曲とは別に、自分自身で歌うことへの思い入れを感じ取って味わいたくなります。

5月12日には『明日へ new version』『恋うつつ』の2枚の新しいシングルが同時発売になりました。

2枚を同時に出すことは意図があってのことでしょうが、おそらく全然異なるタイプの2曲で、彼の持つ別の側面を対比させようとしたのだと思います。

さて、今回は『明日へ new version』を先に取り上げ、『恋うつつ』は改めて取り上げることにします。

『明日へ new version』のタイトルから、元々「明日へ」という曲があっての新しいバージョンかと思いきや、その形跡が見当たらないので、単にこれは新しい気持で歌うとの意味をこめているのかも知れません。

この曲は長く続くコロナ禍により、世の中全体が元気をなくしている中、明日を信じて一歩ずつ力強く生きていこうとの前向きなメッセージに満ちたものです。

1番では雨や日差しを待つ植物の種や花に、2番では嵐のやむのを待つ鳥に例えられているのが、明るい未来を祈る人達の姿です。

サビでは「一歩だけ さあ一歩だけ」と少しでも前へ進んでいこうとの力強い呼びかけがあります。

メロディーは小田さんなりの特徴もあり、雄大なスケールの美しく印象的なものです。

PVでは就活に励む若い女性や路上ライブをする若者が登場し、頑張る若い世代への応援ソングとしての意味合いも込められているようです。

内容的には教科書にのせてもいいような曲で、カラオケはもとよりコーラスの曲にも向いている感じで、今のこの時期にこそ広く親しまれ、愛唱されるべき曲だと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=DiNRrhCN17Q
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