4回連続で演歌の大型新人、梅谷心愛さんの記事を書いてきましたが、ここらでちょっと一休みとします。もちろん彼女のことはこれからも強力にプッシュしていきたいと思っています。
さて、今回紹介しますのは門松みゆきさんの7月26日に発売された新曲『愛 DA・LI・DA』です。
彼女のデビューは2019年2月なので、現在5年目に入っています。デビューの翌年からはコロナ禍のため思うような活動ができず、もどかしかったでしょうが、カラオケのガイドボーカルで鍛えた歌唱力を武器に、いわゆる演歌第七世代の中でも存在感が大きいように思います。
これまでの彼女の曲は望郷演歌とか女性の情念を歌った演歌の路線で、昨年の『彼岸花咲いて』は、私が2022年の演歌・歌謡曲のベスト1として推す素晴らしい曲でした。
そんな彼女の今度の新曲『愛 DA・LI・DA』は、イメージを変えた新境地で、ネットではリズムフォーク調ポップスなんて説明がありましたが、まあポップス寄りの歌謡曲ですね。
内容は女性主人公の失恋ソングで、酒を飲んでやさぐれて強がっている感じですが、そのうちには切なさも秘めてといったところでしょうか。そしてラストでは一人で生きていく決意で締めています。
タイトルにある「DA・LI・DA」そして歌詞の「DA・LI・DA・LI・DA」はスキャットで意味はなく、想いを断ち切るための勢いづけの言葉といった感じで入っているようです。これがこの曲のポイントなんでしょう。
こういう曲でも難なく歌いこなしてしまう彼女はさすがにうまい!と思いますね。とにかくパワーがあって、心地よく聴いていられます。
これはカラオケで歌うにはややハードルが高いかな?特に演歌中心に歌っている方には取っつきが悪いかも知れません。でもこういう曲にチャレンジするのが面白いと思いますし、私も頑張って練習したいです。
門松みゆきさんの5年目という一つの節目で、歌手としてさらに成長するためにはとてもいい曲をもらったなと思います。
ショートバージョンのMV
https://www.youtube.com/watch?v=BjTZlEgNzEY
静止画フルサイズ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます