もはや4月も最終日になってしまいました。今回も4月6日に発売されたうちで、何とか今月中に取り上げておきたい曲です。
小田純平さんの新曲は今年も2枚同時に発売されましたが、そのうちの一つが『逢生川(おうじょうがわ)』です。
私が彼に傾倒したきっかけの曲は4年前の『時にはあなたを』でした。この曲は女歌でしたが、今回も彼の持ち味の一つである女性の繊細な感情の表現にすぐれた曲になっています。
作詞は『時にはあなたを』と同じ朝日奈京仔氏で、内容的には内省的な、言うなれば投げやり的な心情が吐露されていて、いきなり「嘘でした」の告白が三度繰り返されるのが印象的です。
小田純平さんは本当に引き出しが多いというか、多彩な曲を作り、歌いこなす才能のすぐれたシンガーソングライターだと思います。
男っぽい曲も、またこの曲のような女性の切ない心情を歌い上げる曲もうまく表現する力があります。
彼のファンはもとより、演歌ファンを中心に広くおすすめできる曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=n1JOZIIsKRs
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