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♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

門倉有希・J-POP

2005年10月07日 | J-POP
門倉有希がなかなか張り切っている。今年は5月に『少年』が出たばかりだが、9月には早くも新曲『Jun』が出て、「演歌百撰」にも「洋子の演歌一直線」にも出演した。ヘアスタイルがおとなしくなって、衣装も落ち着いた雰囲気でいいと思う。
『Jun』は浜圭介氏らしい美しい印象的なメロディーで、少しなつかしい気分もただよう歌謡曲である。最近の彼女の曲の中では親しみやすいものと言える。

ミュージックステーションが20周年突入記念特集ということで、前期・後期に分けてベスト100を発表していた。1位は前期が井上陽水の『少年時代』、後期がサザンオールスターズの『TSUNAMI』と、やはりメロディーの美しい曲が選ばれている。
ところで最近のJ-POP、特にヒップホップには偏見を持っていたが、最近ケツメイシのアルバムを聴いてみて、けっこういい曲があると認識を新たにした。もともと私は広いジャンルの音楽を好んで聴いてきた。最近は演歌・歌謡曲にシフトしているが、数年前はJ-POPもよく聴いていた。これからも演歌だけに限らず、いい音楽を求めていきたいものだ。
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演歌百撰

2005年10月06日 | 演歌・歌謡曲
演歌百撰のマンスリーゲストは石原詢子で、トークでは新曲のことを話題にしていた。永井龍雲作詞作曲の『あまやどり』は、フォーク調のさわやかないい曲だ。石原詢子の声にもよく合っているように思う。これからの演歌歌手はこういうニューミュージック系のライターの手になる曲をどんどん唄っていけばいいと思う。ただ、売れるかという点では難しいかもしれない。ど演歌ファンにはそっぽを向かれるだろうし、さりとて演歌以外のファン層が関心を持つとも思えない。それでもこういう試みは続けてほしい。狭い様式美の世界にだけ安住しているようでは、演歌・歌謡曲の将来は暗い。

岩出和也『北フェリー』は、気持よく唄える曲で、私もカラオケでは気に入っている。
前田有紀を久しぶりに見た。『西新宿で逢ったひと』は、もう発売されてから1年になる。じっくり聴くといい曲なんだが、彼女にしては地味すぎるのだろうか。

CMで竹川美子『室津のあなた』のPVが、少しだけ流れた。オリコン、有線などのチャートは好調のようだ。『江釣子のおんな』にじっくり取り組んだゆえの成果があらわれているのだと思う。
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関西歌謡大賞

2005年10月05日 | イベントレポ
大阪厚生年金会館での関西歌謡大賞の決勝大会とゲスト歌手15名によるスターパレードを見に行った。昨年に続き2度目だが、今回の楽しみは森山愛子、三代目コロムビア・ローズ、小村美貴といった元気な若手と、カバー曲『江釣子のおんな』が課題曲の成世昌平あたりだ。
8時半頃から約2時間座席券引換に並んだにもかかわらず、席は2回の左端だった。
カラオケ決勝大会では、『やっぱり大阪』を唄った小学生の女の子に喚声があがった。審査員もほめていたが素直な唄い方で、将来が楽しみだ。グランプリは『流氷鳴き』を唄った歌手志望の若い男性で、やはりうまさは際立っていたと思う。

スターパレードは歌手が5人ずつ登場する。最初の5人は、小村美貴、三代目コロムビア・ローズ、森山愛子、山本みゆき、北山たけしの若手だった。関西歌謡大賞出身の小村美貴はトップに登場。テレビで見たときよりは好印象だった。三代目コロムビア・ローズが力強い歌唱だったのに比べ、森山愛子はやや精彩を欠いていたように思えた。
次の5人は、竹島宏、黒川真一朗、山口ひろみ、山内恵介、谷本知美だった。山口ひろみは観客の気持ちをつかむのがうまい。小柄ながらすこぶるパワフルだった。
そしてラスト5人は、夏木綾子、大石まどか、成世昌平、米倉ますみ、三門忠司の中堅・ベテラン勢。
成世昌平の『江釣子のおんな』は、ていねいに唄っていた。竹川美子との競演を聴きたかったところだ。

ステージ終了後の即売会では、きょう力唱した三代目コロムビア・ローズ『異国の華~お春物語~』のCDを購入。彼女はすごくうれしそうに握手してくれた。これまで彼女についてはさほど関心がなかったが、応援する若手の一人に加えたい。森山愛子のアルバムを買って激励しようと思ったのに、即売会に参加していなかったようで残念だ。
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他人船

2005年10月04日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は、小野由紀子の特集。小野由紀子といえば『他人船』と言ってもいいくらい有名な曲だ。演歌のスタンダードナンバーとして、カラオケでもよく唄われているのがこの曲。ただ、他の曲はほとんど知らない。
それにしても谷川さと美の司会ぶりは流暢で、まるでプロのアナウンサーが話しているようだ。

NHK歌謡コンサートは、出演者が五木ひろし、天童よしみ、長山洋子、都はるみの4人だけとのことなので、ビデオ録画さえしなかった。こんなことはここ2年間でなかったことだ。こんな何度も出ているベテランばかりでは見る意欲がそがれてしまう。
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島のブルース

2005年10月03日 | 演歌・歌謡曲
今週の「ひるの歌謡曲」は、谷川さと美が司会を務める。落ち着いたナレーションで大変上手だったと思う。
きょうの特集の三沢あけみについては、どうしても『島のブルース』のイメージが離れない。これを上回る代表曲といえるヒット曲がなかったせいだろうか。その点、彼女のすぐ後に現れた都はるみが、『アンコ椿は恋の花』のイメージを払拭するに余りある『涙の連絡船』という初期代表曲を持ちえたのと対照的だ。
三沢あけみは昭和38年の紅白歌合戦に、舟木一夫とともに初出場している。前にNHKが「想い出の紅白」でこの年のビデオを放送したのを見たことがある。舟木一夫が緊張して恥かしそうに『高校三年生』を唄ったのに対し、三沢あけみは奄美の衣装に身を包み、実に堂々としたステージで『島のブルース』を唄っていた。この年はなぜか奄美大島をテーマにした「島もの」と称される曲が多く流行したが、その代表的なものがこの『島のブルース』だ。沖縄がまだアメリカの施政権下にあった当時、国内でもっとも南国情緒にあふれた地が奄美であった。その南国情緒をマヒナスターズのコーラスと相俟って存分にかもし出しているこの曲は、私も大好きである。
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