♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

「室津のあなた」のPV

2005年11月15日 | 演歌・歌謡曲
竹川美子の『室津のあなた』のPVが収録されている「これが唄いたい!演歌オリジナルDVD」をネット通販で入手した。6月には同じシリーズで彼女の『江釣子のおんな』が収録されたDVDも買った。
この『江釣子のおんな』のPVは演歌PVの名作といっても過言ではない出来映えだと感じたが、今度の『室津のあなた』のPVも、それに決して引けをとらないものだ。

雪の野をひた走る列車の映像で始まる『江釣子のおんな』に対し、『室津のあなた』は瀬戸内・室津の夕陽の光景から始まる。そして竹川美子は、古風な建物の二階の窓から海を見つめている。
続いて室津の港をバックに唄ったり、風情ある格子の建物の前を歩いたりのシーンが続く。
そして賀茂神社に竹川美子がお参りするシーンと、歌詞にもある小五月祭りの光景。『江釣子のおんな』ではチャグチャグ馬コが出てきたが、今度も地方の伝統行事が織り込まれている。

全体的には、瀬戸内の陽光を燦燦と浴びて明るいイメージの映像だ。竹川美子の衣装も薄黄色の明るい和服である。それでいて、竹川美子の表情は、この曲の切ない想い、哀愁味を十分に表現している。ラスト近くで、竹川美子が室津の漁港を歩いていて、漁船にいる漁師たちに話しかけられているようなシーンがあるが、何げないようで印象的な場面である。
このPVを見ていると、私もぜひ室津を訪ねてみたいという気になった。

  
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初めてが500回「サブ歌」

2005年11月12日 | 演歌・歌謡曲
今月からこちらの地域のUHF局(びわこ放送)でも金曜午前8時から放送されている「サブちゃんと歌仲間」を、録画であるが初めて見た。以前からこの番組のことはネット掲示板などでよく話題になっていたので、見れないのをもどかしく思っていた。

初めて見たのがいきなり500回記念番組というので驚くと同時に、これは貴重な映像が見れてラッキーだと思った。それというのも、私がいつもROMさせてもらっているブログ「みんとの音楽館」で、先日この番組の新人初登場シーン映像特集の画像を見ていたから。
それにしてもバックに座っていた歌手の顔ぶれの多いこと。日本クラウンの演歌歌手勢ぞろいである。中でも洋服姿で帽子をかぶった長保有紀が目を引いた。

新人初登場シーンを見て思ったが、竹川美子は髪型も衣装も素朴そのもので、まさに東北の農村の女性といったイメージ。彼女に『江釣子のおんな』を提供した叶弦大氏の慧眼にはあらためて感心する。
川野夏美には生成りのような新鮮さを感じた。また大黒裕貴には薄倖の美少女といった凄みを感じた。
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平成歌謡塾

2005年11月10日 | 演歌・歌謡曲
「平成歌謡塾」はゲストが小金沢昇司の一人だけだった。小金沢昇司は本人も番組で言っていたようにこのところムード歌謡路線である。彼の声質からしてムード歌謡がけっこう似合っているように思う。
ところで新曲『言い出せなくて』は、めずらしい企画で、カップリングが同じメロディーの女歌『もう言わないで』になっているとのことだ。この2曲のカラオケ大会も告知されていた。デュエットもできると言っていたが、それぞれに歌詞が違う曲をどんな感じにデュエットするのか興味がある。
司会の真咲よう子が「1枚で2度おいしいCD」だと言ったが、アーモンド・グリコの「1粒で2度おいしい」のキャッチコピーをもじったもの。成世昌平・竹川美子の『江釣子のおんな』『はぐれコキリコ』の企画シングルのときもそういうふうに言われていた。

ゲストが一人なので、リクエストにより、三代目コロムビア・ローズの『異国の華 ~お春物語~』がかかった。9月に放送されたときの映像だ。関西歌謡大賞の即売会でのうれしそうな笑顔を思い出した。
もう1曲のリクエストは、司会の真咲よう子の『わたすげ』だった。リクエストしたのは何と高校生だった。

山本智子は来年の春先まで『春仕度』を唄い続けるのだろうか。彼女はいま魚釣りに凝っているそうだ。見かけによらずアウトドア志向のようだ。
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名曲の時間です

2005年11月07日 | ノンジャンル
テレビ東京系「名曲の時間です」は、やたら生放送であることを司会の徳光氏が強調する番組だ。
今日のゲストは氷川きよし、野口五郎、南こうせつと男性ばかりだが、演歌、歌謡ポップス、フォークと面白い取り合わせだった。

それぞれの1曲目は『きよしのズンドコ節』『19:00の街』『夢一夜』だった。野口五郎は、アイドル時代と変わらない歌声で、あぶなっかしいような歌い方だが、あれはあれで味がある。特に高音に持ち味がある。
氷川きよしが「ベストジーニスト賞」を受賞した話題のあと、持ち歌交換のコーナーで、『妹』を南こうせつ→野口五郎、『私鉄沿線』を氷川きよし→野口五郎という順番で唄った。

次に氷川きよしの今年のカラオケランキングが発表された。1位は意外にも『番場の忠太郎』だった。氷川きよしも言っていたが、難曲でせりふ入りの点がかえってカラオケファンには受けているのだろう。そして3位の『初恋列車』と『番場の忠太郎』のメドレー。

次の特集は70年代のフォーク・ニューミュージックで、氷川きよしが『サボテンの花』、野口五郎が『心もよう』、そして『神田川』は3人の共演だった。

ラストは新曲のコーナー。野口五郎は、本人によるボイスカラオケで『君が美しすぎて』を唄うという興味深い趣向だった。
大阪の水上バスの映像が紹介された後、氷川きよしの『面影の都』。私は『初恋列車』よりこちらの方が好きだ。フィナーレは全員による『ギターを鳴らせ』だった。
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「さようなら ありがとう」

2005年11月05日 | ノンジャンル
これまでこちらの地域では、「サブちゃんと歌仲間」は放送されていなかったが、きのうの番組欄を見ると載っていた。今月から放送されるようになったようで、次回から録画して見る楽しみができた。

きのうのNHK「スタジオパークからこんにちは 金曜バラエティー」は、坂本冬美オンステージだった。まず代表曲『夜桜お七』で登場。彼女の出身地、和歌山の特産品がいろいろ紹介された。彼女は梅干工場で働いていたことが歌手への道に結びついたとの話をしていた。
あとの曲目は、デビュー曲『あばれ太鼓』、そして今年リリースの『陽は昇る』、そしてラストは最新曲の『ふたりの大漁節』だった。『ふたりの大漁節』は、威勢のいい歌だが女歌で、漁師の妻の思いを歌っている。冬美の新境地として期待したい。

「ミュージックフェア」に夏川りみが出演した。デュエット特集で、石井竜也との『いつでも夢を』を聴けたのは値打ちがあった。彼女は声にくせがなく美しいので、いい感じで唄っていた。夏川りみの昭和歌謡をもっと聴いてみたくなった。
新曲『さようなら ありがとう』を初めて聴いた。三線の弾き語りで、彼女の声に合った美しい曲だ。コンサートのエンディングに唄えばぴったりのような曲だと感じた。

「BS日本のうた」は録画したが、まだ見ていない。坂本冬美と香西かおりの二人に期待。
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