♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

北原ミレイ “愛は一期一会”

2019年01月06日 | 演歌・歌謡曲

ベテラン歌手、北原ミレイさんの12月5日発売の新曲です。この曲はまずタイトルにインパクトがあります。

「一期一会」は茶道に由来する有名な四字熟語で、一生に一度と心得て客をもてなすようにとの意味です。この曲では、人生で愛する人と出会えた喜びを一期一会という言葉に込めています。

タイトルは重いですが、曲調はゆったりとしたバラードで、シャンソン風の歌謡曲の感じです。美しいメロディーが哀愁味を帯びていて、心を動かされます。

歌詞は冒頭に出て来る「幸せ計る ものさしがありますか」が印象的で、いきなりこの曲の世界に引き込まれます。

洗練された北原ミレイさんの歌唱が、まさに円熟味を醸し出していて、聴いていてゆったりとした安心感、安らぎを感じる曲に仕上がっています。

発売早々、話題になってヒットチャートの上位を続けているのも納得できます。これからますます大ヒットする可能性が大きいです。彼女の新たな代表曲となりそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=PQIqgOtchIU

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辰巳ゆうと “下町純情”

2019年01月04日 | 演歌・歌謡曲

さて、本年初めて取り上げますのは、昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した辰巳ゆうとさんの『下町純情』です。この曲は昨年1月17日の発売なので、もうすぐ1年になるのですが、あまり強く関心を持つに至りませんでした。

今回の受賞シーンをテレビで見て、ジェロさん以来10年ぶりの演歌の最優秀新人で、ルックスはいいし明るいイメージだし、これは大いに期待できると改めて認識しました。

この『下町純情』という曲はメジャー演歌の定型的な曲調ではありますが、歌詞の内容がちょっと面白いです。視点が第三者的で、失恋をした男を同性の友人・同僚が励ますような内容です。歌詞にも「ジロジロ見るなよ」「くよくよするなよ」といった話しかけがあって、くだけた雰囲気です。「わるい女は男のあこがれ」といった少しドキッとする文句もあります。

彼は20歳の現役大学生で、祖父の影響で演歌歌手を目ざすようになったとのこと。なかなかいい声をしていますし、アイドル的なイケメンなので、今回の受賞をきっかけに人気がますます出て、ブレークする可能性があります。

「第二の氷川きよし」との呼び声もあるようですが、とにかく演歌界を元気にするような大活躍を期待しましょう。
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新年のご挨拶と紅白歌合戦の感想

2019年01月01日 | ノンジャンル
新年明けましておめでとうございます。本年もいい歌、いい歌手に出会えることを願ってマイペースで続けていきたいと思っています。

さて昨日のNHK紅白歌合戦ですが、少し冷ややかな目で眺めていて思いますのは、もうこの「紅白歌合戦」というタイトルが本当にそぐわなくなっている印象です。大衆音楽を中心とした年末のエンタメ番組に過ぎません。

特に演歌勢は、歌手の歌そのものは「出し」のような扱いが多く、刀剣男子とかケン玉ギネス記録挑戦とかマジックショーとか和太鼓集団とかのイベントのほうが目立ってしまって、歌はせいぜいワンハーフに切り詰められて、イベントに気を取られているうちに終わってしまった感じでした。

昔は形だけとは言え、紅組と白組が歌で勝負するといった演出が多かったですが、そんなものはほとんどなく、企画イベントや特別枠の出演者ばかりが目立っていました。
もういっそ「紅白歌合戦」といった羊頭狗肉はやめて、大晦日の音楽イベントとして衣替えしたほうがスッキリするのではと思います。

それはさておき、このブログでは本年も演歌・歌謡曲の新曲を中心に取り上げて、ささやかながら応援していければと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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