7時起床。
朝食はオートミール。
今日から1泊2日(妻と娘は2泊3日)でそれぞれの実家へ帰省する。
荷造りをして身支度を整え、8時半前に家を出る。
さすがは帰省ラッシュ。東京駅への車両の送り込み量がすごい。
ここ数日と同様、米原付近の大雪の影響でダイヤに遅れが発生している。しかし、その影響を受けていない8:45発のこだま820号に乗り、予定通りの時間に東京へ。
最初の目的地は西川口の私の実家なのだが、数日前から言っていた娘の「はやぶさにのりたい」という希望を叶えるため、一旦大宮まで東北新幹線に乗る。念願のE5系車両と対面し、娘はすこぶるご機嫌である。
手前にE5系とE6系、奥にはE2系とE3系が入線し、1カ所でたくさんの車両を見ることが出来た。
実際のはやぶさ号は全車指定席なので(指定席特急料金は倍以上する)、同型車両で運行されて自由席のある9:16発のなすの255号に乗る。念のため娘に「はやぶさとこまち、どっちに乗ってもいいけど、どっちがいい?」と聞いたら、まさかの「こまち!」とのことで、E6系のほうに乗り込む。指定席が完売していたので混雑するのではと思いきや、自由席は驚くほどガラガラである。
大宮までの所要時間は約25分。娘にとってはちょうど飽きないくらいのいい時間だ。
大宮駅で下車し、乗ってきた車両をお見送り。
京浜東北線に乗り換え、西川口まで折り返す。娘が「おばあちゃんち、とおいねぇ」と言っている。うん、相当な遠回りをしているからね。
10時半過ぎに私の実家に到着。父、母、愛犬のふゆちゃん、そしてサン(先代の愛犬)の遺骨にもご挨拶。娘はリカちゃん人形をプレゼントしてもらい、大喜びである。
ふゆちゃんともすぐに打ち解けた。昨年の娘はまだ犬という生き物を怖がっていたが、成長したものである。
お正月料理を先取りということで、昼食の最初にくわいが出てきた。「芽が出るという縁起物だが味は美味しくないので嫌々食べる」というのが恒例だったのだが、今年のくわいは美味しかった。母曰く、小さいもののほうが味が良いらしい。確かに、例年に比べて今年のものはかなり小さい。
天ぷらや蒲鉾、煮物などを食べる。娘は大好きな海老の天ぷらばかりを…と思いきや、それ以上に伊達巻が気に入ったようである。私は久しぶりの母の煮物が食べられて嬉しかった。また、きすの天ぷらも美味しかった。
食後のデザートは花びら餅。
食後、私は母と一緒にベランダの屋根の補修や庭の木の剪定などをする。その間、娘はおもちゃで遊んだり、庭へ出て父や妻、ふゆちゃんと駆けっこをしていた。外はかなり寒いのに、すごい元気である。
16時前に実家を出る。今年は元旦から母が大阪の祖母に会いに行く関係で大晦日の訪問になり、奥さんの実家(福島)へ行っている弟一家とも会えなかったが、久しぶりに実家でゆっくり出来て良かった。
京浜東北線、武蔵野線、東武東上線と乗り継いで、妻の実家のある川越へ向かう。
17時半過ぎに妻の実家に到着。
こちらでもお爺ちゃんサンタからシルバニアファミリーをプレゼントされ、大喜びの娘。彼女にとって、今日はとても良い1日になったのではないだろうか。
夕食は、年越しそばと天ぷらをご馳走になる。
お蕎麦は鴨汁で食べる。鴨の出汁がよく出ていて美味しい。
天ぷらには、義父が栽培したサツマイモや春菊が入っている。義父の野菜はお世辞抜きで美味しい。特に、春菊はエグみが一切なくて驚かされた。
新潟名物のはりはり漬けも忘れてはならない。普段はあまりお漬物を食べない私も、義母の作るこのはりはり漬けは好きだ。
娘がお風呂から出たがらず、出してからも超がつくほどの不機嫌モードという困難がありつつも、何とか無事に寝る準備を整える。
紅白歌合戦をちょこちょこ見つつも眠気が勝り、娘を寝かしつけるタイミングで私も一緒に寝落ちする。おそらく22時半には眠っていたと思う。妻も起きられなかったらしい。確かに、今日は体力的にかなりハードな1日だった。