社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

8月5日(金) 連続初体験。

2022年08月07日 08時07分28秒 | 2022年

 6時45分起床。

 朝食はオートミール。

 今日はコロナ蔓延の影響で保育園の開園時間が8:30~16:30に短縮されており、フルタイム勤務は不可能なので、私が休暇を取って娘を水族館へ連れて行くことにした。

 妻を見送ってから、娘と一緒に準備をする。今日はかなり涼しく、ちょうどいいお出掛け日和である。

 9時半前に家を出て、「しながわ水族館」へ。夏休み期間とはいえ平日の開園直後なので、かなり空いている。娘は初めての水族館に大喜びである。

 さっそく、イルカショーを見る。コロナ禍の影響で簡易版のショーだったが、イルカの頭の良さと身体能力の高さが存分に伝わる内容で、娘も食い入るように見ては大きな拍手を送っていた。

 娘が見たがっていたペンギン。手の届くような近さで見られる。

 アザラシも”らしさ”全開。

 娘は一箇所に長く留まるということをあまりせず、水槽から水槽へと移動を続けている。じっくり観察するというよりも、次の水槽には何がいるのだろうという興味が勝るようだ。私も比較的せっかちなほうだが、これほどのハイペースはあまり経験がない。

 そんな娘が立ち止まって熱心に眺めていたのは、大きなウミガメ。私と同じくらいの大きさがあって、迫力満点である。確かに、これは思わず足が止まる。

 アシカショーも見る。イルカショーの迫力に比べると可愛さ重視の内容だが、娘は輪投げキャッチを見て大喜びしていた。

 2時間ほど掛けて館内を何周も見て回り、お昼過ぎに退館する。出口前の水槽に大きなサメが泳いでいて、娘はたいそう怖がっていた。

 隣接しているレストラン「ドルフィン」で昼食。眺めの良い席に座ることが出来た。

 娘はジュニアプレートを注文。大好物だらけである。野菜が全くないのが気になるが。

 ポテトも食べたいと言うので、一緒に注文。

 私は、夏野菜とハンバーグのセットを注文。野菜の半分は娘に食べさせる。

 帰り道、「トイレ行っとこうか」「だいじょうぶ」というやりとりの3分後に娘がもじもじし始め、「トイレいきたい」と言い出す。表情から見てこれはヤバいと気付き、抱っこして多目的トイレへ駆け込む。嫌な予感は的中し、見事にうんちを漏らしていた。うんちは朝に一度出ていたし、昼食前にトイレへ行っていたので油断してしまった。

 不幸中の幸いで、パンツが少し汚れただけで済んだ。しかし、着替えの服や汚れ物袋は持って来たのだが、なぜかパンツの着替えだけ忘れてしまったので、ここからはノーパンである。娘は「パンツはいてないんだよね」と笑っている。長ズボンを履いているので問題はないのだが、父親としては何となく落ち着かない。

 当初の予定を変更して帰ろうかと提案したものの、娘はまだまだ帰りたくないようで、予定通りお出掛けを続ける。京急線で川崎へ移動し、川崎競馬場へ。

 娘の競馬場デビューである。娘は「ほんもののおうまさんをみるぜ」と意気込んでいる。

 第1レースのパドックを見る。初めて見る馬の大きさに驚きながらも、娘はニコニコである。事前に約束した「お馬さんがびっくりしちゃわないように、大きな声は出さないようにしようね」をきちんと守り、小声でどの馬が好きか教えてくれる。

 娘が選んだのは7番・サザンローズ号。

 本馬場へ移動し、返し馬も見学する。こちらでは更に馬の迫力が増し、娘は「はや!」と驚いている。

 娘の選んだ馬の馬券を買う。厳密には良くない(馬券は二十歳になってから)のだが、マークシートも娘に書かせ、券売機の操作もやらせてみる。警備員さんに何か言われてしまうかなと思ったが、ニコニコで見守ってくださっていた。

 ゴール前でレースを観戦。サザンローズ号は惜しくも4着だったが、馬の本気の走りは迫力満点だったようで、娘は大喜びで拍手を送っていた。そういえば私も、初めて生で競馬を見た時は勝ち負け云々ではなく、ただただその迫力に心を躍らせていた。その時と同じ感覚を今娘が味わっているのかと思うと、何だか感慨深いものがある。

 内馬場へ移動し、次のレースまで遊具で遊ぶ。

 少し難易度の高い遊具もあったが、頑張ってクリアしていた。

 綺麗な芝生の上で追いかけっこをしながら、第2レースの観戦ポイントへ移動する。

 第2レースはそのまま内馬場から、向こう正面のスタート位置で見ることにする。

 テレビで見る映像に近い光景である。娘はスタートと同時に走り出し、芝生の上で馬たちと競走していた。もちろん圧倒的に馬のほうが速いが、楽しそうである。ちなみに、このレースでは私の応援している馬が勝ったのだが、内馬場の発売所が閉鎖されていて馬券は買えなかった。単勝8.8倍も付いたのに…。

 第2レースを終え、帰途につく。以前は無料の送迎バスがあったが、今は(コロナ禍だから?)運行していないようで、タクシーに乗る。

 川崎から東神奈川までは京浜東北線で移動し、そこから再びタクシーに乗って帰宅する。横浜線に乗り換えて更に駅から歩くには、娘も私も疲れすぎている。予想どおり、娘は私の膝の上で眠りについた。

 16時半前に帰宅。娘はかなり眠そうにしていたが、帰宅すると覚醒した。すごい体力だ。

 遅めのおやつに、生協の冷凍たこ焼きを食べる。

 娘に「スパイファミリー」を見せている間に洗濯をしてシャワーを浴び、再度身支度を整える。

 18時半前に娘と一緒に家を出て、駅前まで妻をお迎えに行く。ここで妻とバトンタッチして、私はそのまま横浜線に乗って町田へ。

 町田駅から5分ほど歩いたところにある居酒屋「獅子丸」で、前職時代の後輩たちとの飲み会に参加する。

 既に一度転職している後輩が、再度転職活動をして内定をもらったお祝い会である。ただ、実際に転職するかどうかは迷っているらしく、じっくり話を聞かせてくれた。転職のタイミングは来年の4月なので時間はあるし、前向きな迷いなので、ゆっくり考えればいい。何はともあれ、おめでとうございます。

 普段通りの馬鹿話から、珍しく真面目なお金の話などをして、気付いたら4時間近くが経っていた。

 日付が変わる頃に帰宅。入浴と洗濯を済ませ、起きてきた妻と夏休みの旅行(お墓参り)などについて話をしていたら、あっという間に2時半を回っていた。

 3時前に就寝。今日は存分に遊んだ。