社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

3月10日(金) 至高の9回。

2023年03月12日 08時02分07秒 | 2023年

 6時45分起床。

 朝食は、昨晩作ったオーバーナイトオーツ(オートミールのヨーグルト漬け)。毎日梅干しなので、たまには別の味付けにしてみる。これがオートミールの最高の食べ方だと思うが、前日の仕込みが必要なので頻繁には作れない。

 妻と娘を見送ってから、1階の部屋の掃除をする。

 9時から在宅勤務を開始する。

 昼食は「ちゅらさん」へ食べに行く。

 暖かくなってきて、シークワーサージュースがより美味しく感じられる。

 軟骨ソーキそばはどんな季節でも抜群に美味しい。

 セブンイレブンでおやつを購入してから帰宅。

 3時のおやつはとんがりコーン。

 勤務終了後、出来うる限りの家事を済ませてから保育園へ娘をお迎えに行く。

 パントラックに寄ってから帰宅。ちょうど妻も帰宅したところで、玄関前で合流する。

 昨日に引き続き、入浴、洗濯、娘の寝かしつけを挟みながらWBCの第2戦を見る。1次リーグの山場となる韓国戦である。

(写真はTwitterの報道写真を借用。以下同じ。)

 先発はダルビッシュ有。ファイターズのエース、日本のエースが12年前に海を渡り、名実ともに世界トップクラスの投手となって凱旋した。結果は3回3失点。日程的に調整が万全ではない中でも、鬼気迫る投球だった。試合後にご本人もインタビューで話していたが、おそらくこれが日本での最後の登板になるだろうと思うと、1球1球が本当に貴重でテレビから目が離せなかった。

 試合は3回の3失点直後に4点を返して逆転するなど、打線が爆発してあわやコールドゲームという13-4で快勝した。打順に並ぶ名前を見ればこれくらい打って当たり前のメンバーなのだが、国を背負っての国際試合でしっかり期待に応えるというのは並大抵のことではない。さすがは超一流のプロフェッショナルたちである。そして、その火付け役になったのは間違いなくヌートバー選手だろう。3回裏の気迫が爆発したようなタイムリーヒットに始まり、超がつくファインプレーに相手の隙を突く好走塁など、ひとつひとつのプレーに魂を感じた。昨日の試合もそうだったが、甲子園でプレーしている高校球児を見ているような、「一生懸命」という言葉を体現している選手である。この2試合で、彼の虜になった野球ファンが大勢いることだろう。私もその1人である。

 今年1月に彼が選出された際は、多くのメディアもファンも「ん?ヌートバー?誰?」という状態だったが、栗山監督は「100%全員が好きになる。魂を持った選手」だと評しており、まさにその通りになった。慧眼、おそるべし。大谷君の二刀流挑戦といい、彼の英断は野球史に残ると思う。

 2時過ぎに就寝。ヌートバー選手のヒーローインタビュー、栗山監督、ダルビッシュ投手と近藤選手の試合後記者会見を見終えてからも、興奮してなかなか寝付けなかった。試合に勝ったことはもちろんだが、日本野球界の至宝とも言えるメンバーが集まり、とてつもなくレベルの高い野球を見られていることが嬉しく、ただただ幸せだ。昨日と同じことの繰り返しになるが、この時代に生まれて良かった。