8時起床。体調は完全に回復軌道に乗った。
朝食は梅干しオートミール。
娘を小児科へ連れて行く。娘の咳や鼻水は徐々に少なくなってきてはいるのだが、長引いているので念のため。土曜日ということもあって病院は大盛況で、至る所から親と子どもの咳が聞こえてきた。
診察の結果、いつもの薬に加えて、花粉症などのアレルギー症状に利く薬も処方される。風邪の鼻水にも効くものだそうだ。「抗生物質は飲まなくても大丈夫だと思いますが、お父さんが心配であれば出すことも出来ます。どうしますか?」と聞いて頂いたが、やめておく。もし発熱など症状が悪化したら、また連れて行けばいい。
「まいばすけっと」で買い物をしてから帰宅する。妻は妻で内科を受診しており、薬を処方してもらって帰ってきた。
ひなまつりのお祝いで、妻の実家から苺やお菓子が届いた。ありがとうございます。
昼食は、妻がちらし寿司を作ってくれた。
海鮮系は自分で好きなだけのせていいシステム。
娘は大好きな帆立とマグロを中心にのせていた。いくらはプチプチが苦手なようだ。
美味しい。奮発して良いマグロを調達したそうで、確かにおおっと思わされる味である。
午後はお昼寝タイム。とは言っても昼寝をしたのは妻と私で、順番にカーペットで眠った。娘は近くで遊び続け、途中眠そうなタイミングもあったが、結局ずっと起きていた。
早めに入浴と洗濯を済ませる。
夕食はとんかつと野菜スープなど。
妻が揚げてくれたひれかつと、生協のひとくちソースかつが混ざっている。
何と言っても揚げたてが美味しい。
食後のデザートは苺。妻の実家から送って頂いたもののうち、とちおとめを食べる。
娘を寝かしつける。やはり、まだ横になるとそこそこ咳が出ている。
前職時代の後輩から「ちょっと相談が…」と連絡が入り、辞めようとしてるんじゃないかと心配したのだが、仕事の進め方に関するとても前向きな内容だった。自分なりに真剣に考えて相談に乗ったつもりだが、如何せん私ももう現場を離れて3年になるので自信はない。ただ、面白そうな仕事に前のめりになっている後輩の声が聞けたのは嬉しかった。
今の私の仕事は良くも悪くも浮世離れしているところがあって、経済情勢がどうとか、どんな業界・企業・地域・技術が熱いとか、国の政策がどういう分野に重点を置いているかとか、そういった時代の趨勢に疎くなってしまう。後輩と話をしていても、今そんな技術が当たり前になりつつあるの?とか、そんな支援手法があるの?といった驚きが随所であった。以前は当たり前のように接していた情報、自然と触れていた景況感から疎外されているという危機感がある。
それと同時に、自分自身の成長も止まっているような感覚がある。以前はうまく出来なかった支援が今度は何とか成功したとか、支援先の売上が上がった(問題が解決できた)とか、自分にはない新しい発想をした後輩の支援を具体化できるように支えてあげられたとか、「結果」という意味で自分自身を褒めてあげられる場面が格段に減った。いや、なくなったと言っても過言ではない。
今の仕事は元々大好きな趣味の分野に関連するものなのでやっていて面白いし、周囲の方々にも恵まれている。労働時間は格段に減って体力的にもだいぶ楽になったし、ここは絶対に失敗できないと追い込まれるような場面もないのでストレスも少なく、お給料も上がった。おそらく、一般的な基準からすれば大成功の部類に入る転職だったと思う。ただ、たまに一体自分は何をしているんだろうと思う時がある。昔のお客さんや同僚と話をしていると、企業経営もその支援も大変そうではあるが、この人たちはきちんと現場で戦い続けているんだなと羨ましく思えてくる。
後輩との電話を切ったあと、そんなことを考えていたらしばらく眠れなかった。明日が日曜日で良かった。
2時過ぎに就寝。