社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

3月9日(木) 夢の向こう側から凱旋。

2023年03月11日 08時02分07秒 | 2023年

 6時45分起床。

 朝食は梅干しオートミール。

 妻と娘を見送ってから、身支度を整えて家を出る。

 9時前に出勤。

 自分の仕事はスケジュール的に多少余裕がありそうなので、今日は先輩の主担当業務の補佐に入る。慣れない部分もあって聞きながらだったのであまり補佐になっていなかったような気もするが、少しでも先輩の負担を軽減できていたら嬉しい。

 昼食は新規開拓。「串揚げじゅらく」で、前から気になっていた「しびれ豚丼」なるものを食べてみる。

 値段も新橋にしてはお手頃である。

 大量の山椒が振られており、食べていると文字通り口の中が痺れてくる。てっきり「しびれ豚」というブランド豚があるものと思っていたが、そういう意味だったのか。

 ファミリーマートに寄ってからオフィスへ戻り、痺れを和らげる。

 最近のコンビニのシュークリームは本当に美味しい。

 定時で退社し、急いで帰ってくる。今日はWBC(World Baseball Classic)の開幕戦だ。

 保育園へ娘をお迎えに行く。この段階から、娘には「今日はお父さんは野球を見ます」と宣言しておく。娘も前向きである。ありがたし。

 入浴、洗濯、娘の寝かしつけを間に挟みながら、追っかけ再生でWBCの日本vs.中国戦を見る。

 野球ファンとしては、4年に1度のWBCは至高の大会である。そして日本ハムファンとしては、日本で行われるその開幕戦に大谷翔平が先発するなんて夢のようで、彼がマウンドに上がっただけで泣きそうだった。

(写真はTwitterの報道写真を借用)

 結果は、8-1で日本が勝利。最終的には大差になったが、中盤までは緊迫した接戦だった。そんな中、大谷選手が投打に大活躍したのは本当に嬉しかった(何度も泣きそうになった)し、牧選手のホームランや代打で登場した山田選手のタイムリーヒットにも興奮した。ファイターズファンとしては、伊藤大海投手が最終回を堂々たるピッチングで抑えたのも最高だった。しかし、一番印象的だったのはヌートバー選手である。1番に入って初回の初級をいきなりセンターへ弾き返してチーム全体に勢いをもたらし、最終的には6回打席に入って5回出塁するというリードオフマンとして完璧な仕事を果たした。守備でも大きなファインプレーがあったし、何より闘志あふれる全力プレーに心を打たれた。明日以降も大注目である。

 おそらく1次リーズの山場になるであろう明日の韓国戦の先発は、ダルビッシュ投手と発表された。ダルビッシュ有、大谷翔平、伊藤大海というファイターズの3世代に渡るエースが揃ってWBCに出場しているだけで胸熱なのに、今日の開幕戦を任された次男が投打に大活躍、三男が最終回を完璧に締め、満を持して明日長男が登場するなんて、夢を見てるんじゃないかと思うほどワクワクする。この時代に生まれて良かった。

 夕食は豚鍋。きゃべつに出汁が染みていて、とても美味しい。

 妻が駅前に来ていたパントラックで買ってきてくれたあんバターパンも食べる。ちなみに、書きやすさの関係でこの順番になっているが、実際には鍋もパンもWBCを見ながら食べている。

 1時過ぎに就寝。


3月8日(水) お金との付き合い方。

2023年03月10日 12時07分22秒 | 2023年

 6時45分起床。

 朝食は梅干しオートミール。

 妻と娘を見送ってから、身支度を整えて家を出る。

 9時前に出勤。

 外が暖かくなってきた分、オフィス内の気温が暑いくらいになってきた。暖房の設定温度を勝手に3℃下げる。

 昼食は、「上ル商店」で天丼を食べることにする。

 2年ほど前、オープン直後に一度来たことがある。

 店名を冠にした上ル天丼を注文。きのこが食べられない旨を相談したら、椎茸を玉ねぎに変更してくださった。ありがとうございます。

 今日で、今週分の最低限のノルマは達成した。全体としては来週末が期限となっている仕事なのだが、山場(頭を使う部分)は大枠で固まり、ここからは地道な作業をコツコツと進めていくことになる。今週はフル出勤を覚悟していたが、ここからの作業の多くはリモートでも進められるので、金曜日は在宅勤務にできるかもしれない。

 定時で退社。品川から乗った新幹線(のぞみ号)が満席だとアナウンスされている。私は普段からデッキで立っているので関係ないが、人流の回復も最終段階まで来ているように感じる。オフィス内のマスク着用も来週から任意となることが決まった。遂に日常が戻ってくるか。

 一旦帰宅し、ポンカンで腹ごしらえ。

 娘に半分とっておこうと思ったが、気付いたら全て食べてしまっていた。

 保育園へ娘をお迎えに行く。珍しく、既に夕食を食べ終えていた。今日のメニューは大好きなものだらけだったそうである。

 ほどなくして妻も帰宅し、おやつタイム。先月の誕生日に大人買いしたお菓子たちが一向に減らない。何なら、娘よりも私のほうが食べているような気がする。

 入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 夕食は、妻が帰りに「アルノー」で買ってきてくれた「梅や」のカオマンガイと焼き鳥。

 妻と「娘をお金に依存させない人間に育てるにはどうしたらいいか」という話になる。きっかけは、妻の知り合いが稼ぎの良い彼氏と付き合っていて、DVを受けることがあって何度も別れ話になっているのだが、彼氏のお金で旅行に行けたり高級ブランド品をプレゼントしてもらえたりすることもあって、なかなか別れられない、という話だった。

 私自身はその方と面識がないのであまりこういう言い方は良くないのだが、娘を彼女のような人間にしたくないので、「自分(私)を大切にしてくれない人からは離れる」という判断が出来ない人間がどのように生まれるのか興味がある。もしそれが生まれながらの性質ではなく社会的な要因によるものだとしたら、例えば自己肯定感の高さと関係があるとしたら、親として出来ることがあるだろう。

 日々の言動を通して「あなたは大切にされるべき価値のある人間だ」ということを娘に伝え続けることは、普段からかなり意識している。その甲斐もあって、現時点の娘は「お父さんは私とお風呂に入れて幸せだね」「私と一緒に寝られて幸せだね」という高飛車女に成長している。この前は、「お父さんはちーちゃん(娘)のお父さんになれて良かったねぇ」としみじみ言われた。これは一生続けたい。

 一方で、お金との付き合わせ方には迷うところが多い。欲しいものを何でも買ってあげてそれが当たり前になるのは避けたいし、自分の望みを聞いてもらえないという体験を積み重ねすぎるのも良くない。適度に我慢することを覚えさせつつ、望みが叶うという体験も積み重ねるというバランスが大切なのだろう。当たり前のことかもしれないが、実際にやってみるとこのバランス調整は結構難しい。

 色々と話をしたが、やはり一番の基本は自分で稼げる人間になることだろうという結論に至った。自分のお金で生活し、自分のお金で欲しいものを買い、自分のお金でやりたいことをやれる人間になっていればいい。そして、もしもの時には親(私と妻)に頼れるという状況を用意しておくことも重要だろう。お金はちゃんと溜めておこう。

 1時過ぎに就寝。


3月7日(火) ついに見つけた洋食屋。

2023年03月09日 08時02分07秒 | 2023年

 6時45分起床。

 朝食は梅干しオートミール。

 妻と娘を見送ってから、身支度を整えて家を出る。

 9時前に出勤。

 昼食は、久しぶりに新規開拓。道に出ていた看板に惹かれて入ってみることにした。

 小さなビルの2階にある。道の看板がなければ気付かない。

 「K​itchen Van」(キッチンバン)。テーブル席2つとカウンター4席の小さな洋食屋さんである。

 日替わりランチのポークキエフを注文。

 写真には撮っていないが、お肉を切ると中からバジル入りのレモンバターが溢れてきて、あっと驚くほど美味しい。これまで新橋で様々なお気に入りのお店を見つけてきたが、洋食屋さんとは縁がなかったので、この出会いは本当に嬉しい。

 定時で退社。17時とは思えないほど外が明るい。

 妻も近場の出張先から直帰だったそうで、早めに帰ってきた。

 娘のお迎えの前に夕食。すき家の牛丼(冷凍)を食べる。

 妻がお迎えに行ってくれるとのことで、私は先に入浴を済ませる。

 先日第一子を出産した幼馴染から高級苺が届き、娘が大喜び。出産に先立ち、我が家で眠っていたベビーカーをお譲りしたのだが、そのお礼とのこと。きちんとしたお祝いを贈ったわけではないのに、申し訳ない。ありがとうございます。家族で美味しく頂きます。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 おやつに、妻がパントラックで買ってきてくれたあんドーナツを食べる。

 日付が変わる頃に就寝。


3月6日(月) 視野狭窄。

2023年03月08日 08時02分07秒 | 2023年

 6時45分起床。

 朝食は梅干しオートミール。

 妻と娘を見送ってから、身支度を整えて家を出る。

 9時前に出勤。今週は(来週も)忙しくなりそうだ。

 昼食は、「本陣房」へ食べに行く。今日は朝からお蕎麦の気分だった。

 一番好きな席に案内される。ラッキー。

 春限定の山菜天せいろ(蕎麦3種盛り)を注文。まずは柚子そばと山菜の天ぷらが登場。

 山菜の天ぷらが美味しい。特にこごみが驚くほど美味しかった。

 2枚目はせいろそば(一番普通のお蕎麦)。

 最後は田舎そば。純粋なお蕎麦でいえば、これが一番好き。

 午後の仕事はなかなかの集中力で乗り切った。たまにこういう調子の良い日がある。昔はもっと頻繁にあった気もするが。 

 定時で退社し、最短経路で帰ってくる。随分と日が長くなった。

 保育園へ娘をお迎えに行く。夕食の女子会が盛り上がっているようで、かなり待たされた。しかも、やはり会話の内容は教えてもらえない。「おとうさんはおとこのこでしょ!」とのこと。試しに「何でお父さんは男の子だと思うの?」と聞くと、「おちんちんがついてるでしょ」と返ってきた。そうか、ペニスの有無で性別が決まると考えているのかと興味深かった。ちなみに、私はそういう教え方をしたことはない。

 ほどなくして妻も帰宅し、入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 夕食は、セブンイレブンの冷凍パスタに加え、妻がキャベツのニンニク炒めを作ってくれた。これが美味しい。

 このパスタが500円以下で食べられるとなると、レストランにとっては大きな脅威だろう。

 「Arc Times」というYouTubeチャンネルがおすすめに出てきて、宮台真司さんが日本の少子化対策について言及されていた回を見る。彼は山田昌弘さんの研究を紹介しながら、日本の少子化の原因は晩婚化・未婚化であるとしつつ、このような指摘をしていた。

 今の子育て政策は総合職正規雇用でバリバリ仕事をしつつ子育てをする女性をターゲットにしている(保育園の充実など)が、そういう女性はマイノリティであって、大半の女性は仕事はほどほどでいいからお金持ちと結婚して家庭を大切にしたいと思っている。しかし、今の時代は彼女たちが望むような男性は限られており、結婚に至らず、子どもも産まない。つまり、政策とターゲットのミスマッチが起きている。

 なお、この後の議論の流れとしては、「少子化を解決するには欧州のように婚姻と子育てを切り離し、未婚でも不自由なく子どもを育てられるようにするのが効果的だが、『伝統的な家族』という幻想にどっぷり浸かっている今の自民党政権では無理だろう」と続くのだが、私が印象的だったのは「バリバリ仕事をしつつ子育てをする女性はマイノリティである」という指摘である。一瞬「え?そうなの?」と思ったが、考えてみればそのとおりだ。

 私は元々交友関係が狭いこともあって、ここ10年くらいは総合職正規雇用のママさんとしか接点がなく、両親ともにフルタイムで働きながら子育てをするのが当たり前だと思っていた。娘を保育園に預け始める時も「時短」という発想すらなく(妻は考えはしていたかもしれない)、当然のように2人ともフルタイムで復帰してなかなか大変な思いもしたし、今もたまにする。だから、「少子化対策」といえば保育園の整備、働き方改革の推進が本流だと思っていた。自分たちがマイノリティだなんて発想は微塵もなく、何なら子育て世帯の王道を歩んでいると思っていた。

 このような感じで、気付かないうちに視野が狭くなり、現状認識が偏っていっているということが他にもたくさんありそうな気がする。とりあえず、久しぶりに山田昌弘さんの本でも読んでみようか。

 1時前に就寝。


3月5日(日) 懐かしのマグロ茶漬け。

2023年03月07日 08時02分07秒 | 2023年

 8時起床。喉の痛みや鼻水の症状はほぼ治まった。一方で、娘はまだ少し咳が出ており、妻もまだ回復途中といった感じである。

 朝食は梅干しオートミール。

 午前中は、2階の部屋の掃除と娘の靴の洗濯をする。2足まとめて洗ったのだが、洗っても洗っても砂が出てきて笑ってしまった。私が子どもの頃の靴もきっとそうだったのだろう。

 昼食は、冷凍餃子を焼く。

 武居商店とアマンダリーナのコラボ商品「青みかんポン酢ドレッシング」で食べてみる。とてもよく合う。

 餃子は合計で3種類(12個×3回)焼いたが、3回目が一番美味しそうに焼けた。ただ、焼いた時点で既に腹八分目の状態に近かった。

 食後のデザートに、娘とフルーチェを作る。

 妻はあまり好きではないので、娘と2人で分ける。あっという間になくなる。

 妻がお昼寝に入ったので、午後は娘と2人でまったり過ごす。

 久しぶりに娘と一緒に入浴。娘は妻と入りたがっていたが、何とか承諾してくれた。ありがたいことである。

 夕食は、妻と娘はちゃんぽん。私は、昨日のちらし寿司の残りのマグロを使って漬け茶漬けを作る。私が小さい頃、たまに父が作っていたものである。

 マグロをわさび醤油にしばらく漬けてから、ご飯にのせて上から熱湯をかける。マグロにはほのかに火が通り、脂がお湯に染み出して美味しい出汁になる。20年振りくらいにやったが、父に分けてもらって美味しさに感動した思い出が蘇ってきた。

 食後のデザートは苺。妻の実家から送って頂いたもので、埼玉県吉川市産のものである。私は一瞬だけ吉川市役所の職員だったことがある(諸事情により早々にドロップアウトした)ので、久しぶりに地名を聞いて懐かしかった。まあ、良い思い出はひとつもないけれども(ちなみに、市役所は何も悪くない)。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 珈琲を淹れ、YouTubeチャンネル「ReHacQ」の立ち上げ記念生配信を後追い再生する。私が大好きだった「日経テレ東大学」が日経新聞からの圧力で閉鎖に追い込まれ、そのプロデューサーであった高橋さんがテレビ東京を退社して新たに始めたのがこのチャンネルである。

 お菓子も食べながら配信を見る。今回は今後の戦略会議のような感じだったが、それを聞いているだけでもワクワクしてくる。応援の意味も込めて、有料のサブスク会員にも登録した。これからどんなコンテンツが発信されるのか、今から楽しみで仕方ない。

 日付が変わる頃に就寝。