





日が一番長い夏至である。東京近辺での日の出は午前4時25分、日の入は午後7時00分、昼は14時間35分もあるのに夜は9時間25分しかない。短い夜である。まさに明け急ぐ夜でもあるのです。われ農耕民族は日が暮れるとともに休み、日が明けるとともに起きて生活をする習慣に育った。けさもその習慣で目が覚めた。起き抜けでブログに取組んでいる。しかし雨の朝で日の出感がない、それは梅雨時のせいである。新じゃが堀に孫親子を呼んだ。きのうの晴れ間に堀終えた。昨晩はじゃが芋サラダに肉じゃがとじゃが芋づくしの晩餐であった。きょうはファザーズデイ(父の日)でもある。美味しい焼酎と夏用のポロシャツをもらって岩殿山荘のご主人大満足である。。<岩殿山荘主人>
<新じゃが堀 13:09>
<きゅうりの収穫 13:01>
6月に入ると、花菖蒲と紫陽花と麦秋はわたしの長年の題材になっている。花菖蒲と麦秋は先に発表したので、きょうは紫陽花、どこの家にもこの時期垣根越しに見える。わが家にもある。日本の梅雨を艶やかに染めて、ほのかな明かりに浮び上がる変幻の花。花の色ははじめ緑だが、しだいに白や藍や薄紅に変化する。「七変化」と呼ばれている。「あぢさゐやよれば蚊の鳴く花のうら」 暁台 (ぶーんという蚊のかすかな羽音を聞きとめた。)(日本の歳時記より)梅雨に入ったものの曇天の空で市の広報で雷注意報を流していた。<岩殿山荘主人>
<庭のあお紫陽花 6:45>
<東松山牡丹園のあじさい 7:08>
<7:03>
<額あじさい 7:03>
<同ぼたん園での沙羅の花(夏椿) 7:37>
関東地方も梅雨入りとなった。入梅前のひと時、毎年訪れている吹上町荒川河川敷の麦畑を撮った。この一帯は二毛作が少なくなった現在では今でも大規模な小麦の産地である。草木の若葉の緑のなか、麦の畑は早々に黄金色に染まる。稲の実りの秋に対して麦の秋と呼ばれる。歳時記によれば夏の季語にあたる。「麦秋の雨のやうなる夜風かな」 田中冬ニ (風に揺れる麦の音、さらさらと、ざわざわと。)きょうは朝からしとしとと当(まさ)に梅雨入りにふさわしい雨のようだ。<岩殿山荘主人>
<荒川河川敷の麦畑 8:23>
<同上 8:21>
<麦畑の畦に咲く昼顔 8:09>
<帰り、水田脇に咲く花菖蒲 9:12>
けさ一番で隣町のたまがわ花菖蒲園へ行ってきた。花菖蒲は水もが似合う、垂れ下がった花びらが水に映るさまが美しい。紫、白などを中心に絞りなどさまざまな花があり、その優美さが好まれている。「はなびらの垂れて静かな花菖蒲」 高浜虚子 (大きな花びらは、まるで和服の袂のよう、風もない一日「垂れて静か」にあでやかさがきわまる。)きょうも曇天な一日である。<岩殿山荘主人>
<花菖蒲園 7:14>
<白菖蒲 6:53>
<紫菖蒲 7:23>
梅雨に入ったかと思うほどの天気が続いたが、きょうはすっかり晴れ上がり日差しがきつくなった。農園の野菜群もこの初夏の太陽を受けてすくすくと育っている。今年はことのほか上手くいっている。そこでその野菜を写真で紹介をする。<岩殿山荘主人>
<川ちゃん農園じゃが芋畑、(中)まくわ瓜播種後 10:26>
<左から玉レタス、まくわ瓜 10:27>
<雨避けトマト、左はインゲン、右はサニーレタス 10:28>
<西瓜花実がついた。10:29>
<ハウス内左インゲン、中ナス、右きゅうり、その右トマト 10:33>
<左トウモロコシ、中ナス、右ブロッコリー その右長芋 10:36>
じめじめとした6月に入ると鴨足草(ゆきのした)・十薬(ドクダミ)の花が白く美しい。鴨足草、雪の下(ゆきのした)は、花が鴨の足に似ているところから来ているとのこと。白い小さな五弁花が密集して咲くさまは日の当たらない場所を明るくしてくれる。「夕焼けは映らず白きゆきのした」 渡辺水巴 (あたりの夕映えの中で鴨足草が咲いているところだけが白く浮び上がって見える。) 十薬(ドクダミ)は強い匂いを発して疎まれるが梅雨時の花、白い十字が群れるさまは薄闇のなかでも浮いてみえる。「十薬(ドクダミ)の匂いに慣れて島の道」 稲畑汀子 (一面の十薬(ドクダミ)の中を貫く白い砂の道)(日本の歳時記より) きょうの天気予報の中で五月雨の解説をしていた。間もなく梅雨入りになるのでしょう。
<蹲脇の雪ノ下 9:47>
<鴨の足の花 10:04>
<十薬(どくだみ) 9:58>
<白い十字の花 10:01>
きょうより6月、和名水無月、英名June、まもなくすると花菖蒲や紫陽花が似合う梅雨期に入る。すると田植えの季節である。6月5日は二十四節気の芒種、「芒」は穀物の種子の先端にある硬い毛「のぎ」のこと、イネ科の植物の花の外穀に見られる針状の突起のこと、「禾」とも書く、のぎへんという語で私たちに知られている。そののぎのある穀物植える時期の到来が田植えである。1日電波の日、気象記念日、4日虫歯予防デー7日計量記念日、10日時の記念日、21日夏至とつづく、4日ぶりに晴れて気持ちのよい朝、朔日参りに出かける。早朝の様子を撮る。<岩殿山荘主人>
<雨に濡れたほたる袋 5:28>
<田植えが済んだ水田 5:40>
<朔日参り 5:52>