きのう、午後7時より、私の住んでいる里山(私はこの里山に10数年まえから住み始めて、土地の地主から遊休土地を借りて野菜作りをしている。)の地区総会が開催された。自治会費が足りない、土地の有力者の寄付に頼ってやってきたということで、執行部の大幅値上げが提案された。執行部サイドは土地のシキタリを知っている人が役員をやっている。祭礼(名もない地区の弁財天祭、愛宕社祭、元旦祭)を中心にお祝い金を出して地域の懇親をはかっているが、毎回3度の寄付には耐えられないのか、その寄付を止めて会費を値上げして全体で負担し合おうとの提案である。祭礼による懇親の意味は理解できるが、前(古く)から住んでいる人と新たに住むことになった人との対立が生じた。祭礼に関心の薄い新住民と地域の懇親、親睦の目的であるとの所謂、土地の人、しきたりを知っている人との軋轢である、われら新しい住民は何かと世話にならなければならないと思う。会費今まで6,000円だったものがいきなり10,000円となる67%の値上げに、年寄り病人世帯にたいする対策は、時の政権で行っている支出の切り詰め、無駄を排除できないものかと質した。新住民の力及ばず押し切られてしまった。地域の融和をはかるというものは難しいものである。双方の言い分を理解できるものはないのかと思う。<岩殿山荘主人>
<菜の花 8:18>
<きくつばき 12:25>