川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより 雉(きじ)わが農園に来る

2011-04-26 12:02:34 | デジカメコーナー

あさ農園で仕事をしていると、雉の鳴き声がする、そばまで近づいてくる。去年までは番(つが)いであった。メス雉が亡くなったのか今年は独りぼっちである。近くの笹薮の中に住み着いているのかも知れない、時折ケーン・・とケタタマシイ鳴き声を発する。「雉は鳴かずば撃たれまい」、天気もよし、急いで望遠カメラを取って返す。ゆっくりのんびり餌を捕っている。より遠方からカメラにとらえながら近づく、オス雉は華やかな出(い)で立ちである。<全体的には緑色、頭部羽毛は青緑色、目の周りは赤い肉腫、背に褐色の斑がある。>、日本の国鳥でもある。以下40分ばかりの撮影模様である。1枚だけ新芽の木と花のバックに恵まれた。<岩殿山荘主人>


<きじ6態 その1 7:41>



<その2 羽ばたく 7:38>



<その3 7:51>



<その4 7:50>



<その5 7:35>



<その6 7:33>



<その7 わが農園菜の花咲く 8:00>



川ちゃん農園だより 春の雨・穀雨

2011-04-24 09:51:30 | デジカメコーナー

春の雨、春雨といえば、しめやかな情緒が漂う、きのうきょうの雨は前線の通過で強風の春雨である。いかんとも詩情がないのである。というのも大震災・原発事故による暗い影のせいなのである。1000年に1度の大災害、この災害復興 対策が現況の課題である。復興にはお金がかかる、きのう2回目の復興構想会議が開かれた。より良い復興構想プランを練っていただくと共に財源問題も同時に進めてもらいたい。全国民が関心があり、負担は止むを得ないと考えているからである。わたしもそうである。災害復興構想を考えてから財源問題を考えるということになるとまた復興が遅れる。関係者は国運をかけて実行してもらいたい。20日が二十四節気の穀雨であった、穀物の芽に注ぐ雨が百穀を育むという時季である。「まっすぐに草立ち上がる穀雨かな」 岬 雪夫 (日本歳時記) わが里山丘陵は草木が芽ぐむ、若草が萌える時を迎えてている。<岩殿山荘主人>


<草木芽ぐむ 10:04>



<山吹の花 10:08>



<チュウリップ 10:09>



<海棠さくら 10:10>



川ちゃん農園だより 亀戸天神界隈

2011-04-19 22:24:33 | デジカメコーナー

久々の雨、あわてて畑に出て、覆ってあったビニールを外し恵みの雨を取り入れる。これで作物も生き返ることでしょう。きょう(19日)は写真くらぶ定例日、その前に亀戸天神に寄り、お参りと界隈の写真撮影をする。天神様の後方には今話題のスカイツリーが聳え立っている。思わぬ風景である。634<武蔵>の高さに立つ風景である。大震災で話題にならなくなってしまった感がするがわたしにとっては初めて写真にしたもの。天神様は桜が散って仕舞い、藤(ふじ)にはまだ間があるが、品種により一部咲き出したものもあった。この社は大宰府天満宮に流された菅原道真が「東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」と詠んだ、西に対し、東宰府天満宮と称されている。写真定例会終了後の打ち上げ会には、時の大震災・原発事故等の政治状況、対処方法など酒が入り喧々諤々の議論で盛り上がった。<岩殿山荘主人>


<亀戸天神の後方に立つスカイツリー 13:39>



<山門と太鼓橋 12:10>



<スカイツリーと太鼓橋 12:10>



<本殿 12:25>



<5歳のころの菅原道真 12:27>



<神牛を触る親子 12:31>



<甲羅干しをする亀 12:29>



<スカイツリー 14:02>



<早咲きのふじ 13:06>



 


 


 


川ちゃん農園だより さくらの花・忍城、さきたま古墳群の丘

2011-04-13 10:55:33 | デジカメコーナー

東日本大震災で花見ムードには気持ちがいかない、それでも季節はめぐり、さくらは満開の時季を迎えている。昨晩の雷雨に洗われたのか、きょうのさくらと菜の花は、とってもミズミズシイ、風が強かったにもかかわらず新鮮にみえる。けさはブログ仲間とさきたま風土記の丘・さきたま古墳群に来ている。カメラ談義に花を咲かせながら撮影に入る。丸墓山の上り階段から頂上にあるさくらは天下一品で登って降りてぐるりと一周、地元の保育園児の一行に出会う。先生に引率された園児の赤い帽子が桜とよく似合う、墳墓を園児たちが登る、上で手をふり愛嬌を振るまっている。望遠レンズで追っかける。可愛い風景である。迷路で赤い帽子が見えたり隠れたりの様子も撮れた。大きなところにある古墳公園は遊び場にもってこいである。1時間半ほどで同じ市内の忍城に移る。忍城に連なる博物館をまず見学して城の成り立ちを勉強する。表のお城の外観をさくらと一緒にとる。再建されたものであるが城として厳かで立派である。わが郷土の誇りでもある。昼食をファミリーレストランでとり、仲間と別れて利根大堰取水口のさくらを見て、先祖が眠るお墓にお花と線香を手向けた。「さまざまの事おもひ出す桜かな」 芭蕉 (芭蕉が郷里伊賀上野でよんだ句) この大震災での大勢(おおぜい)の方の思いはいかばかりか、当地でも余震がやまない。<岩殿山荘主人>


<丸墓山のさくら全景 10:02>



<園児たち 丸墓山古墳墓300mm 9:55>



<迷路で遊ぶ園児たち 10:12>



<丸墓山の上の桜より下界をみる 9:40>



<丸墓山墳墓入口 9:30>



<将軍山古墳より丸墓山古墳を望む 10:22>



<忍城のさくら 8:50>



<忍城のさくら 12:01>



 


 


川ちゃん農園だより 慈眼寺のしだれ桜

2011-04-08 22:03:19 | デジカメコーナー

きのうの新聞で満開の知らせに接し、けさ一番で坂戸の慈眼寺へと向かった。例年だと3月末が見ごろとのことだが今年は1週間ほど遅いようだ、このしだれ桜は樹齢200年以上とのこと坂戸市の天然記念物に指定されている。樹高は15mでこの辺りでは珍しく大きなしだれ桜で毎年多くの参拝者、見学者が訪れているようです。参拝道正面左側には菜の花が植えられ一面に咲いている。しだれ桜を讃えていた。檀家の人たちが町おこしということで盛り上げてくれている。しかし大震災の影響で自粛する旨、掲示されていた。残念ですね。きょうは汗ばむ陽気となった。<岩殿山荘主人>


<菜の花畑より慈眼寺しだれ桜を望む 9:18>



<しだれ桜 9:23>



<9:27>



<9:33>



川ちゃん農園だより 清明・路傍の花

2011-04-05 14:10:23 | デジカメコーナー

きょうは二十四節気のひとつ、清明である。万物が清められ大気も寒からず暑からず、快適な時節である。さくらの開花も進んでいる。そんな中、大震災、原発事故等でさまざま状態に置かれている人々がいる。きのうの朝日新聞の夕刊では、同じ埼玉県にある加須市の旧騎西高校へ町ごと移った福島県双葉町の人たち、校庭で元気遊ぶこどもたち、役場の事務所となった旧職員室、134階の教室が住民の居住区域等、再生にかける様子が報道されていた。!がんばれ双葉町!とエールを送ります。今回のフォートは季節の花、日射しをいっぱい浴びて鮮やかな黄色に咲く花、蒲公英(たんぽぽ)と三国志に登場する諸葛孔明が飢饉のときに栽培を奨励したという諸葛菜(しょかつさい)です。「たんぽぽや日はいつまでも大空に」 中村汀女 (金色に輝く蒲公英はまるで小さな太陽のよう。) 「東京を一日歩き諸葛菜」 和田悟朗 (春の東京のいたるところで紫の花があふれるように咲いている。) <週刊日本の歳時記より>きのうの強風もおさまり快適な昼下がりである。<岩殿山荘主人 70翁>


<たんぽぽ 11:12>



<諸葛菜 11:46>



<11:32>



<雪柳 11:48>



 


川ちゃん農園だより 卯月・4月

2011-04-01 08:03:19 | Weblog

きょうから卯月4月、平成23年度がはじまる。入学も、就職も財政年度も、この月からスタートする。この年ほど政治も経済もそしてわたし達の生活も難しい舵取りとなりましょう。3.11pm2:46 東北関東沖地震津波による大災害、それに伴う福島第一原子力発電所の放射能もれ、まさに未曾有の出来事である。国債も900兆を超え、国の財政も半分以上が借金(国債)で賄う予算、その上、膨大な復興費用である。「がんばれ日本」としか言いようがありません。家も家財も、企業では商売道具が津波に呑み込まれてしまった、たった身ひとつになっての復興である。どなたが言っていたが阪神淡路大地震ではそれでも土地が残った、今回の大震災ではその土地では住めないのではと。朝日新聞に瀬戸内寂聴さんが寄稿されていた、「テレビで大津波が、山のように盛り上がり、猛獣のようにうなり声をあげて、一挙にあの美しい町をのみこみ、なつかしい町と風景をかき消していくのを見て、わたしは声もあげられず泣いた。」 全くもって自然は残酷な面も持つ、家を畑を道路を車を船を津波の濁流が呑み込んで行った、尊い人の命までも、一瞬のことである。本日春の陽気、桜の開花も大分進みそう、朔日参りをすませ、孫が春休みで来ているので近くのレストランで朝食を摂った。<岩殿山荘主人>


   <茶点前の花生け、13:28>



<13:28>