川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより 柚子漬け・沢庵漬け

2011-11-28 12:09:11 | Weblog

初冬の風物詩、柚子の焼酎漬けと沢庵漬けをする。ことしの柚子は一本が数珠なり、他の一本は実が少ない。柚子は香味、酸味があって、お酒が好きなわたしは焼酎漬けにしていただく。それの漬け込みである、5Lの焼酎と氷砂糖と肝心の柚子は20個、皮をむいて実と皮とに分ける、皮は苦味が出るので7日~10日ほどで取り出す、2か月ほどで熟成する、待ち遠しい。沢庵漬けの大根は豊作であり50本ばかり庭に10日ほど干しあげた。材料、大根50本、生糠2.5K、塩1k、砂糖2.5カップ、生糠、塩、砂糖を混ぜ合わせ大根を漬け込む、重石10k、2個を乗せる、完了。沢庵漬けは最近はあまり食べられないようですが季節のものとして漬けている。きょうは曇天、あすから崩れてくるようである。<いわどの山荘主人>


<柚子の焼酎漬け 10:24>



<10:28>



<干しあげた大根 10:37>



<漬ける前の大根 10:48>



川ちゃん農園だより 草もみじ

2011-11-26 07:12:07 | デジカメコーナー

尾瀬の草紅葉、八甲田の草もみじも行った。とっても陽に映える草紅葉だった。それと劣らずわが里山の遊休田の草紅葉もうつくしい。部分を切り取る写真の楽しさである。日の輝き、日の移動で刻々と姿が変わっていく。朝に、昼に、夕方にと・・・でも太陽の日が当たらないと絵にならない、当たってこそのものである。きょうのお天気は移動性高気圧におおわれ晴天がつづく。<いわどの山荘主人>


<草もみじ 10:27>



<10:21>



<10:28 ワレモコウ>



<10:28>



川ちゃん農園だより 談志が死んだ・皇帝ダリア

2011-11-24 09:30:19 | デジカメコーナー

落語立川流、家元談志師匠が亡くなった、談志が死んだ(だんしがしんだ)、喉頭ガンとのこと、わたしの思い出は会社に入りたての頃、忘年会で新宿末広亭での寄席見物であった。源平盛衰記をあでやかにとうとうと演じてくれたこと、かれこれ50年近くなるかなあ・・・落語界の風雲児とか、新聞の見出しには載っているが、わたしは極めて個性的であり、聞かせる噺家だったと思う。この人も変人ごとき人であり、好きだ。政治家では小沢一郎、芸能界では北野たけしも興味がある。一世を風靡した人たちである。今でも存在は失われていないが、強いインパクトを得た人たちである。


今冬も、となりの畑に皇帝ダリアが寒空に燦然と咲いている。キク科に属し短日性である。寒さに強いのか衰えを知らない、咲き始めてから1週間元気に咲いている。1ヵ月間も咲いているとのこと、回りは紅葉なのに青空に向かってピンクの花はわが家の借景である。きょうの天気は冬型の気圧配置となり、風が冷たたそうです。<いわどの山荘主人>


<となりの畑に咲く皇帝ダリア 9:35>



<9:36>



<9:37>



<9:38>



<9:39>



初霜・初氷

2011-11-22 11:16:42 | Weblog
 初霜、初氷には驚いた、ことしも季節がめぐって来たものだ、また防寒対策が必要だ、去年の初氷・初霜は11月16日と「この農園だより」は伝えている。寒いのでややゆっくりと床を離れ、血圧を測り、階下に降りた。隣の家の車をみると屋根の上が真っ白、初霜だ。農園への道すがら草もみじがきれい、霜とのふれあいは太陽の日でとけ始めている。木橋の上に初霜がのっている。足あとを付けて撮る。畑は霜柱になっている。野菜の様子をみる。向かいの畑ではおじさんとおばさんが直売にでも出すのか野菜を採っている。気が付かなかったが一輪車に溜まっていた水が凍っている。厚さ5mmはあろうか、初氷である。たぶんこの地域では氷点下まで気温が下がったのであろう、ハウスの温度計は3℃をさしていた。あとで天気予報をみたら、放射冷却現象が強まり、今シーズン一番の冷え込みで、水戸、宇都宮、熊谷、甲府は初氷を観測するとある。日中は日差しがあり、空気は冷たい。(AM8:00記)<いわどの山荘主人>

川ちゃん農園だより 雨上がりの物見山周辺

2011-11-20 10:09:43 | デジカメコーナー

きのうの雨が上がった。比企丘陵自然公園である物見山周辺を散策した。雲が多いが薄日がこぼれている、この地域の紅葉は早いものとそうでないもとがはっきりしている。さくらやつつじなどは早々に落ち、いまはカエデの葉がもっとも色づきがよい、物見山に上る。展望台が取り壊されている。回りの木々が高くなってしまい、昇っても景色が見られなかったことか、平和資料館への道すがら落ち葉が広がっていた。晩秋の風情が漂っている。けさは一変して季節風から南東の風へと暖かい気温にになっている。やっぱり紅葉は晴れた日にかぎる。太陽がのぞかない紅葉はさえないまた明日来よう。<いわどの山荘主人>


<色づきはじめた物見山周辺 7:31>



<7:41>



<7:46>



<7:47>



<7:50>



 


川ちゃん農園だより 終の住処

2011-11-18 20:48:11 | デジカメコーナー

老人大学OB会解散にあたり、OB会校友会誌より最終稿の依頼に接した、原稿の一部をここに思い出の作品とともに転稿する。                          


      青森ねぶた祭り


                                 <1999.8.5>

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「終の住処」


わたしはこの里山の地を終の住処に決めた。この周辺の写真を撮りながら野菜作りとともに終わりたい。東京新橋に勤めて、西武線ひばりが丘に所帯を持ち、以後大手町、足立、浦和、新潟、八王子、春日部、仙台、最後は又新橋とサラリーマン生活40年あちこちと歩いてきた。行き着いたこの家をあの浅間山荘に雰囲気が似ているところから岩殿山荘と称している。ブログ名も岩殿山荘主人と名乗る。遊休田を借りて野菜を作りながら、四季折々の出来事を写真取材し、拙い文ではあるがエッセイ風にまとめて「川ちゃん農園だより」としてブログに投稿している、それが生きがいにもなっている。


 


   秩父夜祭<2001.12.3>


 


老人大学の思い出は、古文書講座で習ったことがやがてわたしの田舎で眠っていた百姓の土地取引や五人組の様子が古文書の解読によって理解出来たことである。江戸時代寛政、文化、文政のころ、西暦では1800年前後の事柄が直に触れられたこと、それが縁でわが家の祖先の活躍のあとが知れたこと、大学院のレポートでは「古文書解読によるわが祖先への想い・・川ちゃん家の成り立ち」を編むことができた。ここで最も古い古文書を紹介する。享保2年(1717)徳川八代将軍吉宗のころ、志ち物入置申畑手形之事、これが内容は上畑、中畑合せ五畝一五歩を質に入れ、当酉極月(1717)十二月暮れも押し詰まって諸支払方不罷成、金子七両借用したとある、期間は酉(とり)(1717)十二月より未(ひつじ)(1727)十二月の十年間、年季来たりなば、三割の利息のうち一割は作徳即ち報酬、二割が利息とある。農家(百姓)を維持していくのが如何に大変さが解るというもの、一例を述べたがこの先祖があるからこそ、今日の私があるのだと思うと感慨深いものがある。<了>


 <いわどの山荘主人><o:p></o:p>

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川ちゃん農園だより 初冬の畑

2011-11-14 11:45:12 | デジカメコーナー

秋野菜の成長は寒さに向かってのもの、虫がつきにくなるので助かる、消毒しないでもよいのである。大根や葉物野菜は収穫している。取れすぎるので野菜を分けてあげたいと思い立て看板を出した。手前から人参、さやえんどう、ほうれん草、聖護院大根、きゅうり、ねぎ、セロリ、インゲン、玉ねぎ、レタス、ブロッコリー、白菜、京菜、野沢菜、のらぼう菜、ハウス内ではいちご、キャベツ、大玉えんどう、空豆など20種類近くを栽培している。青々とした成長の姿が心地よい。それでも地の条件、棚田を埋め立てたので段差の低い場所など水はけが悪いので根が腐ってしまう。ハウスのビニールを張り替えて、ことしはと思い、いちご苗を買って植えたのだがことしも肥料負けの様そうがみえる。ちょっと残念である。きょうは埼玉県民の日、学校は休みなので近くの7こども動物公園は賑わいを呈している。穏やかな立冬後のひとときである。<いわどの山荘主人>


<人参・さやえんどう、ほうれん草、聖護院大根 10:09>



<小松菜、蕪、キャベツ、ブロッコリー らっきょう 10:15>



<きゅうり 10:16>



<ねぎ、ほうれん草 10:17>



<左セロリ、インゲン 右玉ねぎ、レタス 10:18>



<ブロッコリー、チンゲン菜、京菜、野沢菜、のらぼう菜 10:19>



<蚕豆 10:22>



<ハウス内いちご、キャベツ 10:23>



里の秋・雨上がり・野の花

2011-11-12 19:04:19 | デジカメコーナー
雨上がりの里の秋を送ります。遅くなった太陽の日がガスに反射してまぶしい、道端に咲く野菊が雨に濡れている。葉を落とした熟柿が青空に向かって観こたえがある。きょうより晴天がつづくとのこと。<いわどの山荘主人>

川ちゃん農園だより 十日夜(とおかんや)

2011-11-10 10:38:00 | Weblog

田舎の幼いころを思い出す、わたしが小さいころの思い出で今でも覚えていることに、ベイゴマ遊びと十日夜(とおかんや)のこと、棒状で固めた藁鉄砲で地面を叩いてまわったことである。きょうはその日、十日夜(とおかんや)である。藁鉄砲の中に里芋のつるを乾燥させたものを入れる、地面にたたきつけて音の自慢をし合ったものである。この行事は畑から土龍<もぐら>を追い出すまじないとか、ことしの立冬がおとといの8日であったので冬のはじめである。十日夜(とおかんや)とは、朝廷の年中行事であったもの、わたしの田舎ではもともと陰暦十月十日の夜に行う稲の刈り上げの行事である、新暦に代わって11月10日<ことしの旧暦10月15日である>行われていた。この日から寒さのはじまり、足袋を履きはじめた思い出がある。「十日夜星殖え子らに藁鉄砲」 大野林火 (今年藁を重ねて括り、野球のバットのような太い棒をつくる。これが」藁鉄砲、どの子も手にこれを持ち、ひとり、ふたり集まってくる、秋の星座が満天に輝く)日本の歳時記より きょうより天気予報では一段と寒さが増していくとのこと。<いわどの山荘主人>


<十日夜(とおかんや)の菊 9:38>



<9:54>



<9:54>



<9:55>



川ちゃん農園だより きょうは立冬

2011-11-08 17:04:57 | Weblog

きょうは二十四節気の一つ、立冬である。昨今はハウス野菜が広まり、八百屋の店先を移ろう四季は見えにくくなった、と天声人語に載っていた。天気予報では暦通り、立冬の気温になるとのこと、冬の初めを示す曇天がつづく、午前はピアノの練習日、来年三月老人大学OB会の解散式に発表する課題曲、校歌並びに蛍の光のおさらいである。ご指導してくださる先生はじめ仲間のみなさん、中には風邪にもかかわらず無理して出席してくれた方も、半年ぶりである。先に校歌と〆の蛍の光を弾く、間の取り方、連続音のつなぎについて教えをいただいた。課題曲・里の秋、赤とんぼ、知床旅情については注意点を挙げてもらい、先生のお手本をラジカセで録音して持ち帰ってまた練習することした。年寄りの手習い、発表までに時間がかかるようだ、終わって昼食にビールをいただいて仲間の運転で帰宅のこととなった。先生をはじめ応援のみなさんどうもありがとうございます。<いわどの山荘主人>


<立冬の柚子 9:04>



<今年は豊作 9:05>



<9:06>



<9:06>