14年前に箭弓稲荷神社で家内が拾ってきて可愛がっていた愛猫「ひかる」が老衰のため、今晩7時過ぎに息を引き取った。けさ炬燵の脇で最後の言葉をわたしにもう一つ元気のない声で掛けてくれた。どちらかと言うとわたしはそんなに関心が無かったのですが、飼っているうちに段々といとおしくなっていくものである。畑にいく途中近所の庭の隅、暗がりでわたしに見えないところから「ニヤオー」と合図をしてくる。こちらからもお家外にいるのを見かけると合図をおくってやる。そんな「ひかる」が身動きしなくなった。あすは荼毘に付して先に亡くなった愛犬サンデーの傍の庭先に埋葬してあげることにする。<岩殿山荘主人>
<雪 椿>