心配された天気も出発する頃には晴れて、われら一行老人大学OB会の面々33名は、~2009年NHK大河ドラマ「天地人」の主人公兼続生誕の地~、南魚沼市六日町へと向かった。2時間程で会場である愛・天地人博南魚沼に到着、市役所となりの農協での会場で今年いっぱい,兼続関連資料の展示やドラマの撮影秘話を行っている。先ずはその入場風景である。つづいてドラマ1コマ場面での仲間との記念撮影、兼続武者絵に顔を合わせての写真や集合写真など商魂逞しさが伺えた。町の古老(89歳)の話によるとこれが人気は予想の倍の人寄せであるとのことでした。はや昼食、近くのホテルでこれも上杉ゆかり、「天地人お発ち飯」を賞味、謂れによると戦国時代最強と言われた上杉軍も日常は一汁一菜の大変質素な食事、しかしひとたび出陣を迎えると、謙信公は大釜で山のように飯を炊かせ、山海の幸で贅沢な食事を振る舞って、将兵の士気を高めたと言われています。今は地元、六日町、塩沢町、大和町で取れた本場のコシヒカリでご馳走を作っていると言ってました。つづいて景勝と兼続が幼少期過ごした坂戸山城をガイドの案内で散策、いまは土塁や石垣が残るのみであった。この山もカタクリの花の咲く4月第3週のころは登山道両側いっぱいでとてもきれいとのこと、この坂戸山城跡で全体の記念撮影をした。下山、ふもと伝世館により、直江状など見学、そのあと兼続(幼名お六)、上杉景勝が幼い時、この寺、雲洞庵に預けられたという尼寺によった。この寺は1300余年前金城山雲洞護国禅尼として建立され、薬師如来本堂の裏のほか、隅々見学できる開かれた寺である。かえりにまた玄関入口に立つと「却下照顧」と「慎勿放逸」の禅語が目にとまった。無事帰宅謝す。<岩殿山荘主人>
<愛・天地人博会場入場風景 10:51>
<愛・天地人博 会場での記念撮影 10:59>
<南魚沼市 町の古老(左端)と仲間 11:35>
<坂戸山城登城の面々 13:20>
<ガイドの説明に聞き入る仲間 13:28>
<史跡坂戸城での記念撮影 13:47>
<雲洞庵 石像とモデル 15:11>