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品達はちょくちょく来るんですけど、せたが屋のレポートはひさしぶりですねえ。
品達が出来たときから入っているんですが、以前は「せたが屋 雲」という名前でした。
どういったテコ入れか、いつの間にか「雲」が取れて「せたが屋」になっていますねえ。
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さて、食券を買って席に案内されます。
サイドメニューに餃子があるので調味料関係は豊富ですが、ちょっと変わったところで・・・
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玉ねぎのみじん切りとガツン汁(鰹節や煮干を煮詰めて作ったたれ)は他ではなかなか見当たらないものですな。
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さて、頼んだのはシンプルにらーめん。「濃厚魚介醤油」と銘打ってあります。
極太で立派なメンマが目立ちますが、チャーシューはちょっと寂しい小ささ・・・柚子の皮が乗っています。
スープは「濃厚・・」が指すように鰹節や煮干が勝った和風テイストが強め。
麺は太目の中加水で適度な縮れ。一本芯を残したアルデンテ的な仕上がりです。
そしてこの存在感抜群のメンマはカリッといい歯ごたえで仕上がっているのに味は染みているという・・・。
これは乾燥メンマを自前で戻してやや固めに戻したところを味つけしていますね。
水煮や固さ柔らかさの調整は先ず出来ませんし、塩蔵のメンマでも塩抜きするうちに柔らかくなってしまいますから・・・。
ほんとチャーシューが寂しいのだけが心残り。
こういったラーメンは最近の盛衰の激しいラーメンの世界では古典になりつつありますが、バランスの取れたいいラーメンであると思います。
ごちそうさまでした。
ではでは
【公式HP】
【地図】東京都港区高輪3-26-20 品達内
【ラーメンデータベース】せたが屋 品川店
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