はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

ぐーんと背伸びしたら ( Tiptoes )

2008-02-02 | 次女の子ども
何が見えるのか 一生懸命 背伸びしているけいちゃんのつま先が

あまりにも可愛くて Snapshot

マウスを置いてあるパソコンのテーブルは1センチ程の厚さで

それをしっかりにぎって ”もっと高く もっと高く”と

口まで使ってテーブルに噛み付き 背伸びしている。

見える世界がどんなに変るかと、

私も彼女と同じ位置に目をおいてみた。

ほんとだ ちょっと高さの位置を変えただけで

そのテーブルから傾斜におかれているキーボードが違って見える。

私たちはキーボードの一部分を見ただけで、

キーボード全体の姿をイメージしている。

外部からの情報を持っていない乳児の目には

見る角度をかえると全く違う物に映るんだろうなあ。

うちのバスルームの壁にかけてある
           
              
  
            Klimt"The Kiss" の絵が

けいちゃんは小さい頃から好きで

それは何ともいい顔をして じっと 見入る。

デザインや色彩が彼女の視覚を刺激してやさしく映っているように、、。


私も乳児のように外部からの情報のまだ入っていない

新鮮な視覚で物を見てみたいものだ。


How Cute Is This!

She's On Her Tiptoes To Find A New World.



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励ましてくれた娘の絵

2008-02-02 |  つぶやき
客間のひとつに飾ってあるこの絵を見ると辛かった昔と

その時この絵に励まされた自分を思い出します。

アメリカでの生活は 特に最初の数年は何とも辛い毎日でした。

言葉や文化の違い 手探りの育児、これでもか これでもかと

毎日 様々な問題とぶつかりながらの生活でした。

長女の育児に全く自信をなくしていた私

彼女を育てながら、愛情の薄い自分、彼女を守ってあげてない自分、

を強く感じる毎日でした。

心がうまく通っていませんでした。

愛情をうまく伝える事ができない自分を感じていましたが、

うまくできないまま、彼女の乳児期は過ぎていってしまいました。

幼児期もそれは継続されていました。

混血の子はそうでない子より比較的 成長が早く、

物事を学ぶのもうまいです。

回りから見ると良く育児がされていたように見られていたでしょう。

まったく違います。

母と子、父と子、そして夫婦間にもたくさんの問題をかかえていた

そんな家族でした。

泣き虫で神経質だった長女に、

うまく父親に甘える事もできなかった長女に

悲しい程暗いものを見ていた私でした。

そんな時 彼女が描いたこの絵を見、

どんなに嬉しかった事か、、、。

大きな太陽、空にかかる虹だけでなく 家の屋根まで虹色で描かれています。

庭には花まで咲いていて、、、。

私はこの絵を見 心から安心し 許された自分を見つけました。


にほんブログ村ブログランキング参加用リンク一覧 辛かった日々も 今では思い出せないほど幸せです。